第32話 夜叉と死に損ない、世界を渡る
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ルルル…ドゥルルルル…ドゥルルルットゥットゥッドゥルゥ〜!
(あれ?なんで『世にも○妙な物語』のBGMが流れてんだ?)
違和感を感じた銀時がゆっくりと目を開けるとそこには…
「ドゥルルルル…ドゥルルルル…ドゥルルルットゥットゥッドゥルゥ〜! ドゥルルルル…ドゥルルルル…ドゥルルルットゥットゥッドゥルゥ〜!ドゥルルルル…ドゥルルルル…ドゥルルルットゥットゥッドゥルゥ〜!ドゥルルルル…ドゥルルルル…ドゥルルルットゥットゥッドゥルゥ〜!ドゥルルルル…ドゥルルルル…ドゥルルルットゥットゥッドゥルゥ〜!ドゥルグフゥッ」
BGMの正体はグラサンをかけた神楽だった。
銀時は自分の顔を覗き込みながらBGMを歌う神楽の頬を鷲掴む。
「なにやってんだテメェ…」
「おはようございま〜す。髪切った?」
「切ってねぇよ!なに悪質なイタズラしてんだテメェは!!」
頬を鷲掴む手を払い、マイクを持ってタ○リのマネする神楽にキレる銀時。すると神楽は
「いや、なんか銀ちゃんが魘されてたから何かリラックスできる曲でも思ってBGMのモノマネを…」
「だからって何で『世にも○妙な物語』!?リラックスどころか変な夢しか見れてねぇよ!!」
「変な夢?どんな夢アルか?」
「どんなって…………」
神楽の質問に答えようとする銀時だったが言葉が詰まってしまった
「……………なんだっけ?」
「銀ちゃんダメダメアルな…そんなんだから銀ちゃんはいつまでたっても天パアル」
「何でどんな夢みたか忘れただけで天パ扱い!?」
「おはようございまーす!」
玄関から扉が開く音が響き、挨拶をする少年は志村新八…まぁ彼は今更説明する必要は無いだろう。メガネだけだし
「おいぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!誰がメガネだけだとこの野郎!僕のアイデンティティはまだツッコミもあるわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!あと、アニメでもナレーションしてたんだからな!そう!こんな感じに…」
−−−『侍の国』…僕らの国がそう呼ばれたのは…
「って!今さらそんな前置きはイラネェだろぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
―――ぶはぁっ!
ナレーションこと志村新八にツッコミを入れる坂田銀時。この男に関してはまぁ……今更何もいう事は無いでしょう
「おぉいコラ!!プロローグこと予告以来の銀さんに対して、放置しすぎじゃねぇの!?つーか何だよあの冒頭!?『劇場版 銀魂 完結編 万事屋よ永遠なれ』みたいな“銀さん死んじゃった”みたいなシーンを作るつもりだったの!?なにこれ!?新たな嫌がらせですかコノヤロー!」
「銀さん…久しぶりの登場だからってハメ外しでメタ発
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