第27話
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ない。
そして、利を捨てた訳でもなかった。
「風! 洛陽に間者を忍ばせ実態を調べよ」
「御意です〜」
「桂花! 噂の真偽がわかるまで諸侯の動きを止めよ、場合によっては袁家の名を使うが良い」
「畏まりました」
「音々音、噂の真偽関わらず呂布隊は使う事になる。隊の軍師として戦果を挙げよ!!」
「っ〜〜、はいです!!」
噂が真実なら董卓を討伐する。もし違うなら――……
諸侯の動きを止めるのは容易だった。袁紹軍が連合に参加するとこを仄めかすだけで良い。
連合は大きな『核』を必要としている。その核袁紹軍があって初めて塊連合となるのだ。
逆に言えば、核が動かぬうちは塊は出来ない。
集の心理を巧みに利用した上策であった―――が。
噂の真偽を確かめる前に『袁術』を盟主として連合を率いるという知らせが、各諸侯に届けられた。
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