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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
リクエスト2!『海』!
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「断る」
「イッエーイ!即答即行大否定ー!ってやけぐそ気味に叫んでみたり! 」
お前外伝だからって危険な橋を渡り過ぎだろ。少しは自粛しろ。
「だが断る!そんなことよりも聞くよ」
「このまま放置して危険な橋を渡らせるよりもましか……んでなんだよ? 」
「女性陣の姿が見えないんだけど」
………………小道具組には…いないな。パラソル等の大道具組には…いないな。個人の荷物組には……いないな。
「ふぅ………そんな一大事の時にボケかますんじゃねえ!! 」
「グハァァァ!! 」
トウイに飛び蹴りからの膝蹴りの攻撃をくらわせると、見事宙を飛んだ。これはもしかしてあれか!?拉致られたとかそういう展開か!?
「起きろアホンダラ!捜しに行くぞ! 」
「ノックアウトさせたの君なんだけど!?てか二人だけで!? 」
すぐにトウイは起き上がりつっこんできた。確かに二人だけでは無謀だ……。
「話は聞かせてもらったぞ」
俺の背中に声をかけられ、後ろを振り返るとヒナタ、コムカイが立っていた。
「俺達も手伝うぜ。うちのチームメイトが行方不明らしいしな」
「そういうことだ。他の奴等は一人で捜させるのも待たせるのも危険だから、俺達だけで探そう」
「ヒナタさん……コムカイ君……」
「……よし!手分けして捜すぞ! 」
俺達はバラバラに別れ、各自いろいろなところを捜すことになった。
「…………てかユウがいるから多少大丈夫なような気がするんだが……」
俺は海の近くの崖の下に向かい、人がいないかを捜す。……いないか。くそっ!どこにいるんだ!
すぐに別の所に向かおうとすると、崖の下のさらに奥に、人が五人分の入れそうな大きな入り口を見つけ、その中へと入っていった。
「結構広いな……案外この中にいるのかもな」
そのまま奥に進んで最深部にまで行くと、なにやら人影っぽいものが見えたのでゆっくりと近づいて確認すると、マネキンが流れていただけで誰もいなかった。
「って誰もいないのかい!!しかもなんでマネキンがこんなところにあるんだよ!!? 」
俺は近くの手頃の石をマネキンへと投げつけて、洞窟を抜け出した。
「くっそ!どこ行ったんだ……」
その時、俺のスマホに着信が入り誰からかと確認したら、当の本人からだった。
『どこいってんのよヒロヤ?早く戻ってきなさい。皆も待ちくたびれているわよ? 』
…………とりあえず返信してみよう。
『それよりも、お前達どこ居たんだ?片付けの時にいなかったんだが』
送信すると、すぐに返信が返ってきて内容を確認する。
『海の家でかき氷食べてたけど? 』
「海の家にいたのかよ!!てか片付け手伝えよ
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