暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
リクエスト2!『海』!
[3/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
「んー。指示を聞いてたんだけどあまりにもバラバラだったから、砂を当てて位置を確認したんだよ」
砂を当てた音で把握したのかよ……どんな聴覚してんだ。
「えー……まあミヤモトさんが早速一個を割ったので、次行こう次っ!ただしミヤモトさんのような行為はしないように! 」
「「「「やれるわけないだろ!! 」」」」
ーーー−−
そのあとクオン、シノ、ヨシナ、モチヅキと連続で失敗し、俺の番になった。
「なんで俺がこんなことを……」
「つべこべ言わずやりなさいよ」
「そんで失敗して僕達に順番を回してね」
「死ね」
目隠しをして金属バットを手にもつ。指示の声が聞こえるが、全くあてにならないとわかっているのでどうするか考える。現に四人は全然違う方向に向かって失敗している。
さすがに俺にはユウ並の聴覚はないしな……てかまずその行為事態が禁止になってるけどな。となると、打つ手は………
「あっ、一つあるか」
俺は意識を集中させて、余計な情報……もとい指示の声を切り捨てた。後は自分の感覚で今この空間を把握する……。
「………………そこか! 」
俺は自分の直感を信じて移動し、真っ直ぐに降り下ろすと手応えを感じた。
「「「「「おおーーーー!!! 」」」」」
「うっそぉ………」
「まあこんなもんか」
「ヒロヤ。今度はどんな方法で成功させたの? 」
目隠しを外して金属バットを砂浜に置くとシノが聞いてきたので、簡単に説明すると訝しげな表情をした。
「………相変わらずどんな空間把握力と直感を持ってんのよ……もはや超人じゃないかしら? 」
じゃあユウはなんなんだよ?
ーーー−−
「疲れた………」
「お腹すいた〜……」
「ではそろそろ旅館に戻るとしよう。皆のもの、道具の片付けとか済ませるぞ」
「「「「「はーい」」」」」
残り一つのスイカ割りは全員失敗し、順番通りにまた一週してやるということだが、俺とユウはもう成功させたので参加は出来ないらしく、スイカを食べて見守っていた。
結果は三週目で表れ、リンヤが見事に成功させた。
「リンドウ。そういえば何処の旅館に行くんだっけ? 」
「私の親戚が経営している所だ。ここからだと二十分近く歩けばつくはずだ」
「結構歩くのかよ…面倒くせぇー! 」
「たかが二十分だ。我慢しろサカキ」
「ヒナタは鍛えてっからそう感じるんだよ! 」
元気あるならこっちも手伝ってくれ。パラソルって結構持ち歩くの大変なんだよ。
そう思いながらヨシナ達を見るも一向に気づく気配もないので、諦めてそのまま片付けに専念した。
「ヒロヤ君よ……聞きたいことがあるんだけどいいかい? 」
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ