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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
リクエスト2!『海』!
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「自分の胸に手を当てて考えてみなさいよ」
「……なんでだよ!? 」
「皆ーー!海の定番のあれやるよーー!!集まれーーーー!! 」
ツッコミを入れると、
荷物番
(
トウイ
)
が集合をかけてきた。ある意味ナイスタイミングだ。
「トウイの呼び掛けがあるし、俺達も行くか。ほれ」
「………ええ」
シノに手を差し伸べ、俺の手を握ってトウイ達の所に戻った。
ーーー−−
「スイカ割りやるべーー!! 」
「「「「「おーーーー!!!! 」」」」」
「というわけで、スイカは全部で三つ!チャンスは一人一回まで!では、やりたい人ーーー!? 」
「僕やりたーい! 」
「ここは先輩が先に先導してやってやるぜ! 」
「「そこは中学生の俺達にやらせてくださいよ!? 」」
「ハルカゼ!俺が先にやるぞ! 」
ユウ、サカキ、クオン、ジュンイチ、コムカイが率先として手を上げた。 どんだけやりたいんだよ…。
「じゃあ皆でじゃんけんで決めよっか。手を上げてない人もやってね。勝ち組だけが権利があるからジャーンケーン! 」
「お前!いきなりは汚っ! 」
「「「「「「「「「「「ポンっ!!!!! 」」」」」」」」」」」
咄嗟の合図で出遅れ、考える暇もなく手を出した。まあ考える必要はないけど。
じゃんけんの結果はグーが勝ち、ユウ、ヨシナ、クオン、モチヅキ、シノ。………そして俺だ。
「ちっ!じゃあ五人で順番で決めてね。僕達は指示出してるから」
「おー…」
ーーー−−
公平にじゃんけんで決めた結果、順番はユウ、クオン、シノ、ヨシナ、モチヅキ、俺となった。
「さあ行くよ! 」
ユウが目隠しをして、どうやって用意したのか金属バットを持った。スイカの位置は負け組が適当に決めるらしく、指示は全員でするらしい。
「前!前! 」
「そんで右! 」
「いや左だ! 」
どっちだよ!?
「いや前に行き過ぎです! 」
「ユウ……上…」
上って言ったよモチヅキの奴!
「右斜め前に進むんだ」
「いや後ろ! 」
指示の中には真逆の方向を指示し、さすがにユウの奴も混乱してきたと思ったら、突如姿勢を低くしてバットを刀のように回転斬りをすると、砂が飛び散って俺達は目を閉じる。
「ぺっぺっ!何するんだよ!? 」
「………ユウ……それはズルい…」
ズルい?
「……見切ったよ! 」
すると、ユウはバットを構えてスイカがある位置に走り込み、そのまままっすぐ降り下ろした。
「「「「おおーーーー!! 」」」」
「やったー!真っ二つだよ! 」
「ユウ。さっきのあれはどういう意味があったんだよ? 」
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