第25話 久々の学校、いつも通りの生活
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魔する人もいないし」
挑発しながら言う加奈。
俺との仲?今度は奴隷にでもする気か?
「ふ、ふん。そんなの決めるのは本人でしょ?あんたじゃないわ」
何を慌ててるんだか。
「いいわ、受けて立つわよ。これからよろしくね」
「ええ、こちらこそ」
なんか知らないけど和解でいいのか?
アリサと加奈が二人で握手する。
「モテモテやな」
「?何がだ?」
「…………こりゃ、苦労するわ」
はぁとはやてにため息をつかれる。
俺なんか悪いこと言ったかな?
「アリサちゃん本気なんだ………」
「うん、この前決心したみたいだよ………」
「………………私は」
なのは、すずか、フェイトのそれぞれがこそこそと何か喋ってる。
何をこそこそと………
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り昼休みの終わりを告げる。
「ほら、さっさと席に付けよ」
俺はみんなにそう言ってこの場を解散させた。
五時間目の休み時間……………
「フェイトちゃん…………」
「うん、分かってる。アリサのことだね」
「そやな、もし悪事を働いてて逮捕なんてなったら悲しむやろな………」
屋上で魔導師組3人が話していた。
「でも、それが管理局員として、執務官としての仕事だから妥協は出来ないよ」
「そやけど………」
「私だって本当は嫌だよ。大事な友達だし、優しいし………」
「せや、零治君に限って悪いことしてるとは思えへん。取り敢えず話は聞いてみよ、な?」
「そうだね、お話してからだね」
「なのは、戦闘じゃないよ?」
「そんなの分かってるよ!!」
「その話………」
「私たちにも教えて」
いつの間にか屋上にはアリサとすずかもいた。
「二人とも………」
「様子が少しおかしかったから見に来ちゃったんだ。零治君のことでしょ?」
「実は………」
フェイトは2人にもこの前のサーチャーの映像を見せた。
そしてこれからの行動についても話した。
「私たちもついていっていい?」
「えっ!?」
「でも………」
「それはアカンと思うで………」
魔導師3人は戸惑いながらも否定する。
「でも、私たちも気になるの。零治君が本当に悪いことをしているのかを」
「あの子との関係も!!」
アリサは恥ずかしがることなくそう答えた。
「…………分かったよ」
「「フェイトちゃん!?」」
「サーチャーは既に街に配置したし、もし見失っても大丈夫だよ。それに断っても勝手に付いてきそうだもん………」
「ありがとう、フェイト………」
「うん、アリサ。じゃあみんな放課後ね」
「「「「うん」」」」
こうして魔導師組3人とその親友2人のス
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