第25話 久々の学校、いつも通りの生活
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いよね………?
だが加奈はこの後自分の兄の悲鳴を聞くことになる。
その時加奈も桐谷同様にこの学校選んでよかったのかと心から思ったのだった。
「ううっ………ひどい目にあった」
「零治君が悪いんだからね」
授業中になのはが痛がっている俺に言ってきた。
「少しは手加減しろよ。何か今日は一層きつかったし………」
「それは初めて会う人にあんなことを教えるからだよ」
むぅっと頬を膨らませ言ってくるなのは。
まぁ悪いとは思うけど流石にこれはないだろう。
無事でいる俺の体も化け物じゃないかと最近思ってきた。
「それで………ね、あの………聞きたいことがあるんだけど………」
「ん?なんだいきなり」
「ううん、やっぱりいい。ごめんね変なこと言って………」
そう言ってなのはは黒板に目を向けた。
何なんだ?一体。
その後、なのはから声をかけることはなかった。
「兄さん………」
自分の机で購買部で買ったパンを食べ終わり、昼休みどこで昼寝をしようかなと考えていた時に加奈から声をかけられた。
何故か加奈はこそこそと俺に近づいてくる。
「今までどこにいたのよ!?結構探したじゃない………」
相変わらずこそこそ喋ってるけど。
「俺はずっと教室にいたぞ」
昼休みからずっと教室にいたんだが………
「何であんな変態がこの学校にいるのよ………」
目線の先に教室を出ていく変態の姿があった。
「何かあったのか?」
「うん………実は………」
あの馬鹿またやらかしたのか。
こいつに手を出そうとしたのが運のつきだな。
コイツに蹴られ、なのはに叩かれ今日は散々だったな。
さて、これで少しは自重してくれればいいけど………
まぁないか。
「本当にいい加減にして欲しいんだけど。まぁ少しは懲りただろうし、つきまっとってこないと思うけど」
「残念ながらそんなんで諦めたらなのはたちも苦労しないよ」
「その通りや」
いきなり話に入ってきたはやて。
いつ湧いてきたんだ?
「はじめましてやな、八神はやてや。よろしくな」
「うん、私は佐藤加奈。兄共々これからもよろしくね」
「兄!?」
「何で苗字違うのに!?」
ベランダから顔を出して聞いてくるアリサ。
よく見ると他の面々までいるし。
ってか何やってんだ?
「私が義理の妹だからよ」
何か勝手に義理の兄になりました………
何考えてるんだか。
「そう、大変だったんだね………」
フェイト、特に何も無いからそんな悲しそうな顔しないで欲しいんだけど。
「別に。こうして兄さんとも会えたし、もう兄さんとの仲も邪
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