第2話 対決
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シャルレー『おお〜と、2人の必殺技級の技が炸裂??』
パーシー『さ〜、勝負の行方は??』
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2人の実況の直後、煙がゆっくりと晴れて行き、そこには地面に立つシンクとシャンディーの姿があった。
シンク『ふう、やるな。シャンディーは……ん?』
その時シンクがシャンディーの方を見た時…、
シャンディー『……。』
シンク『うわっ??』
シャンディーの背景に紋章が浮かび上がり、双剣を逆さに持って構えていた。
これにはシンクは驚きを隠せない。
この時シンクはロッドを手にしているとはいえ、攻撃を放った直後の為、無防備同然。そんな時に攻撃を喰らえば幾らシンクでもたまったものではない。
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リコッタ『ああっ、大変であります??勇者様がピンチであります、直ちに支援するであります??』
『『『『はい??』』』』
砦からその姿を望遠鏡で捉えたリコッタはシンクを支援するべく、麾下の機動砲術士隊と共に支援の準備を始める。
時を同じくして…、
ベール『あっ、リコちゃんが狙ってる??けどそうはいかないわ??弓隊、構え??』
リコッタの動きを望遠鏡で気付いたベールは、思い通りにさせまいと弓兵に攻撃を指示。
≪パパパパ……??≫
≪シュパパパパ……??≫
ビスコッティ,ガレット両軍本陣から晶術弾と矢はシンク達が居る滝エリアへと飛んで行く。
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≪シュパパパパ……≫
シャンディー『逆刃二刀流……ん?』
シンク『ん?』
シャンディーが攻撃を仕掛けようとしたその時、空から聞こえる音に気付いたシャンディーとシンクが空を見上げてみると…、
≪シュパパパパ……??≫
≪パパパパ……??≫
≪ドカーン??≫
シャンディー『ん?』
シンク『え?』
両軍から放たれた晶術弾と矢が空中でぶつかり合い…、
≪パパパパ……??≫
≪ポンポンポンッ??≫
それから生き残った晶術弾が敵味方区別なく滝エリア全域に降り注いだ。
≪ポンッポンッ??≫
シンク『う…うわっ??』
これに驚いたシンクは、“パラディオン”を盾の形態に変更し晶術弾の嵐を躱そうとするが、それでも全てを躱す事はやはり出来ない。
≪ポンッポンッ??≫
シャンディー『この??』
≪グルグルグル…ズバババ………??≫
一方のシャンディーは2本の剣を回転させ、晶術弾の嵐を躱す。
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リコッタ『あれ?』
ベール『あ〜らま……。』
不測の事態に、リコッタとベールはその場を整然と眺めるしか無かった。
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その滝エリアでは…、
シンク『けふ、けふ??』
≪ビリッ??≫
シンク『??』
晶術弾の嵐の後に発生した土煙に噎せた直
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