第2話 対決
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したし。』
ガウル『まっ、当然といえば当然か。』
それからガウルとゴドウィンは、シャンディーの件を話し始めた。
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シャンディーがガレット騎士団に入ったのは、およそ1ヶ月くらい前の話。大陸中央部に凄腕の戦士が居るとの情報を得たガレット騎士団は、本人をガレットに引き入れる為に大部隊を送るも、結果は返り討ちに遭い敗走。この報を受けたレオ閣下は、その実力を試してみたくなり自ら出陣し、本人と決闘を行った。一進一退の攻防戦の結果、シャンディーは敗北。その結果シャンディーは、ガレット騎士団に入る事となった。
その後の訓練にて、ゴドウィン指揮する軍勢1千名あまりをたった1人で撃破する武勇を見せた事で、その突破力をバナードから認められたシャンディーは、ガレット騎士団の斬り込み隊長に昇進して今に至る。
とはいえ、シャンディーの実力に疑問を持つ者は少なくなかったので、レオ閣下達は近々シャンディーを【戦】への戦力投入を考えていた。
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そのシャンディー率いる斬り込み隊の方は…、
≪ドドドドッ……??≫
疾風の如く勢いで平原エリアを突破し、滝エリアに入ろうとしていた。
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パーシー『ガレット軍の第2波が滝エリアに突入??』
シャルレー『しかし、そこにはビスコッティ兵が待ち構えている??』
シャルレーが言う通り、滝エリアには少数のビスコッティ兵が、ガレット軍第2波を行かせまいと待ち構えていた。
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シャンディー『……。』
≪サッ、カチャッ??≫
それに気付いたシャンディーは、肩に掛けた晶術銃をビスコッティ兵に向けて構えた。
≪パアァ…バキューン??≫
ビスコッティ兵に狙いを定めたシャンディーは、薬室内に晶術を込めて晶術弾を発射。
≪ドカーン、ポンッポンポンッ??≫
『『『『わおん??』』』』
その攻撃を受けたビスコッティ兵の1部は皆“けものだま”となった。
≪パアァ…バキューン??≫
シャンディーが残りのビスコッティ兵にトドメを刺すべく攻撃を仕掛けた直後…、
≪ヒュン…ドカーン??≫
突然閃光が走ったと思うと、攻撃がかき消された。
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シンク『……。』
攻撃をかき消したのは、ビスコッティの勇者 シンクだった。
ロッドを回転させて、攻撃を無力化したのだ。
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シャンディー『ふん、本命の登場か。』
その姿を見たシャンディーはぶっきらぼうに呟いた。
シンク『僕の相手をしてもらいますよ。』
シャンディー『ふん、イイだろう。相手をしてくれる。他はビスコッティ本陣に向かえ??』
『『『『応??』』』』
シンクからの挑戦に乗ったシャンディーはセルクルから降りると、ガレット兵にビ
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