第三十話 平野大尉!コックは衛生第一!!その十一
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「じゃあ行ってきます」
「勝負の時になれば」
「頼んだぞ、しかし水族館の生きものに悪さはするな」
作者の様にだ。
「わかっているな」
「はい、絶対にしないですから」
「俺達だって生きものは大切にしますから」
「そういうことはしないですから」
「安心して下さい」
「ではな」
ここまで話してだ、そしてだった。
二人は今度は鳥羽水族館に向かうこととなった、そこで料理対決をするのだった。
日帝衆の今回の出陣の受け持ちは空軍衆だ、だが西郷はこのことについて日帝衆の本部の自身の部屋で難しい顔で語っていた。
「空軍衆で鳥羽水族館でごわすか」
「よくわからないことですが」
「そうなっています」
その西郷に源田とハルトマンが話す。
「三重県での勝負が少ないことに作者が気付き」
「それで決定となりました」
「ですから空軍衆でもです」
「あの場所で戦うことになりました」
「そうでごわすか。しかし」
それでもとだ、西郷は難しい顔のまま言った。
「酷い理屈でごわすな」
「全く以て」
「理屈にすらなっていません」
「何といいますか」
「この作品らしいと言えばらしいですが」
「あまりと言えばあまり」
「我々もそう思います」
源田もハルトマンも西郷に真面目に言う。
「そもそも水族館で料理対決なぞ」
「何の関係もありませんし」
「そこもです」
「無茶と言えば無茶です」
「そうでごわすな、しかし勝負ならでごわす」
西郷は真面目に話した。
「闘い、そしてでごわす」
「勝つ」
「それだけですね」
「我々の選択肢はです」
「その一つだけでごわす」
「悠木大将には出陣を命じているでごわす」
既にというのだ。
「では、でごわす」
「はい、後はです」
「悠木大将に任せましょう」
「そして平野建大尉にも」
「彼にも」
「平野建大尉。まさに日帝衆一の料理人でごわす」
その腕前はというと。
「某食戟でも十傑集を遥かに凌ぐ腕でごわす」
「まさに料理の天才」
「包丁の再来です」
包、即ち料理人の丁ということだ。古代中国の天才料理人だ。
「あの学園に入っても優勝出来ます」
「あの主役以上に」
「松岡さんもびっくりです」
「主役の声優の人も」
その独特のキャラクターでも人気の人だ、勿論演技力も相当だ。
「アニメ化の際は松岡さんに声優さんは希望ですね」
「作者も好きな声優さんですし」
「是非共アニメ化すれば」
「その時は」
平野の声は松岡さんでお願いしたいというのだ。
「ではそういうことで」
「さりげなくお願いをしましたし」
「悠木大将、平野大尉の出陣用意をしましょう」
「これより」
「では二人を呼ぶでごわす」
その瞬と平野をとだ、西郷も応えた。
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