Another69 特訓再び
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
ピエモンからの挑戦を受けて、半年間の猶予を持った子供達は大輔からの説教を受けていた。
大輔「みんな、いきなり相手に突っ込むのは止めて下さい。マジで寿命が縮むかと思いました。」
全員【申し訳ありませんでした】
メタルシードラモンとの戦いで碌に調べもせずに突撃したことに反省したのか全員正座しながらしょんぼりしていた。
アインス「お前達は敵を見たらすぐさま突っ込むのは止めた方がいい。命がいくつあっても絶対に足りんぞ」
全員【返す言葉もございません】
しょんぼりとしながら謝罪する太一達に大輔達は許してやることにした。
大輔「まあ、ピエモンから半年間の猶予を貰えたのは寧ろ好都合。太一さん達の足りない物をみっちりと叩き込んでやれる。」
太一「足りない物?」
大輔「それは……」
ピッコロモン[“経験”だっピ!!]
全員【ピッコロモン!!】
声に反応した子供達が振り返るとピッコロモンがいた。
タケル「ピッコロモン!会いたかったよ!!」
ピッコロモン[私もだっピ!!]
太一「ピッコロモン、俺達に足りないのが経験ってどういうことなんだ。」
ピッコロモン[お前達がダークマスターズと戦うにはまだまだ実力不足ということだっピ。人数が揃っても実力が伴わなければ意味がないっピ]
丈「それは……そうだね」
いくら数だけが揃っても実力が伴わなければ勝てるわけない。
大輔「実際、太一さん達の戦い方。進化した後のスペック頼りになってますからね。ここらで徹底的に鍛え直しちゃいましょうか」
ミミ「半年間も〜?」
半年間も特訓漬けの毎日なんてミミからすれば信じられないくらいの苦行だ。
大輔「勿論、毎日特訓漬けなんてキツいでしょうから時々は羽を伸ばしますから大丈夫ですよミミさん」
流石に自分は鬼ではない。
選ばれし子供という肩書きはあってもただの子供であって兵士ではないのだから。
ミミ「本当に!!?」
大輔「はい。流石に何度も外出は出来ませんがね」
ピッコロモン[では、行くぞ選ばれし子供達よ]
杖を振ると、子供達とピッコロモン自身を結界が包み、とある場所に運んでいく。
そこはゲンナイの隠れ家であった。
相変わらずゲンナイの家は安全な池の中。
大輔「相変わらず自分は安全地帯か」
アインス「学習能力がない奴だな」
ピッコロモン[まあまあ、そう言わずにっピ。ゲンナイ、入るっピよ]
ピッコロモンが先に入り、子供達も後に続いた。
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ