暁 〜小説投稿サイト〜
Fate/Monster
バーサーカー差し替え編
フランドール・D・A・B・H・ヴィクトリアの場合
#02
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き
ガメッシュがそう言うと、その背後に黄金の波紋が八つ。そしてその中心から現れるのは、紅の魔槍(ゲイ・ジャルグ)黄の魔槍(ゲイ・ボウ)原罪(メロダック)佩刀(キュプリオト)金剛杵(ヴァジュラ)封印された赤槍(ロンゴミニアド)堪えの長剣(モラルタ)解放の小剣(ベガルタ)。何れも名のある宝具の原典達である。


「――と、何時もの我ならば申していたであろうな」


 途端、ギルガメッシュから怒気が霧散し、張り詰めていた空気が幾分か緩和された。


「此度の聖杯戦争。見えた相手に寄っては我は慢心を捨て、本気を出すに値する。喜べ、有象無象共。我が至高の宝物によって消し飛ばされる栄誉を与えてやる。光栄に思え」


 そして、ギルガメッシュがそう言うと、宝具の原典達のそれぞれがランサー、ライダー、ウェイバー、セイバー、セイバーの後ろにいる銀髪赤目の美女、ランサーの後方の倉庫の屋根の上に居る毛根前線後退男、倉庫街傍のクレーン近くのコンテナの上に居るスナイパーの男、その近くに居るおかっぱ頭の女に狙いを定めていた。


「先日の児戯(開幕戦)はとても開幕戦に相応しくない。この戦闘(遊び)は開幕にそこそこふさわしい。我が朋に捧ぐ、良き闘争の礎となれ。死に物狂いで謳えよ雑種共―――!」


 その言葉と共に、ギルガメッシュの背後に控えていた宝具の原典が発射された。


 そして、ギルガメッシュの宝具の原典が発射された。












 ―――ジャララララララ!! ガゥン! ガゥン! ガゥン! ガゥン!






[8]前話 [9] 最初 [1]後書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ