バーサーカー差し替え編
フランドール・D・A・B・H・ヴィクトリアの場合
#02
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ガメッシュがそう言うと、その背後に黄金の波紋が八つ。そしてその中心から現れるのは、紅の魔槍、黄の魔槍、原罪、佩刀、金剛杵、封印された赤槍、堪えの長剣、解放の小剣。何れも名のある宝具の原典達である。
「――と、何時もの我ならば申していたであろうな」
途端、ギルガメッシュから怒気が霧散し、張り詰めていた空気が幾分か緩和された。
「此度の聖杯戦争。見えた相手に寄っては我は慢心を捨て、本気を出すに値する。喜べ、有象無象共。我が至高の宝物によって消し飛ばされる栄誉を与えてやる。光栄に思え」
そして、ギルガメッシュがそう言うと、宝具の原典達のそれぞれがランサー、ライダー、ウェイバー、セイバー、セイバーの後ろにいる銀髪赤目の美女、ランサーの後方の倉庫の屋根の上に居る毛根前線後退男、倉庫街傍のクレーン近くのコンテナの上に居るスナイパーの男、その近くに居るおかっぱ頭の女に狙いを定めていた。
「先日の児戯はとても開幕戦に相応しくない。この戦闘は開幕にそこそこふさわしい。我が朋に捧ぐ、良き闘争の礎となれ。死に物狂いで謳えよ雑種共―――!」
その言葉と共に、ギルガメッシュの背後に控えていた宝具の原典が発射された。
そして、ギルガメッシュの宝具の原典が発射された。
―――ジャララララララ!! ガゥン! ガゥン! ガゥン! ガゥン!
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