2部分:第二章
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です。
「カードよ、お兄ちゃん」
「うん、そうだね」
明人は春音の言葉に頷きました。見れば道の端に何枚も落ちています。
それを見てです。明人は驚きながらいいました。
「凄い珍しいカードばかりだし」
「そうよね、何であんなのが落ちてるのかしら」
「誰かがいらなくなって捨てたんじゃないかな」
明人は首を傾げながらこう言いました。
「それでじゃないかな」
「それでなの」
「多分ね」
はっきりとはわかりません。しかしでした。
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