第24話 大宴会、GW編終了
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………」
夜美がため息を吐きながら呟いた。
時刻は夜の8時。
いつの間にか寝ていた夜美は目を覚まし、周りを見る。
部屋はグチャグチャに散らかっており、みんなが空いているスペースにざこ寝していた。
ただ……………
「なぜ、星達はレイにくっついて寝ているんだ?」
星、ライ、セイン、ウェンディはレイにくっついて寝ていた。
「こんな男なら嬉しい状態なのに苦しい顔をしているのか………」
零治は苦しそうな表情を浮かべていた。
少し羨ましいと思いながらも夜美はそう呟いた。
『あっ!?夜美様、起きたのですね』
声を聞いて、夜美は机の上を見る。
上にはデバイス状態のレミエルとエタナドがあった。
「人の姿じゃないのか?」
『朝からなっていたのでもう限界です。一日中なっていられないので………』
「そうなのか」
夜美は台所に行き、自分のコップに水を入れる。
『夜美様』
「ん?なんだ?」
『これからもマスターと仲良くしてください。マスターはズバッと素直になんでも言う所があるので嫌われやすいと思うのですが、実際は人を気遣う人なんです。なので親しくしてください』
『私のマスターもわがままで自己中のように見えるが本当は優しい子なんだ。どうか仲良くやって欲しい』
「大丈夫だ。二人とも話してみて好感を持てる人達だ。こっちこそよろしく頼む」
デバイスに対しておじぎする夜美。
『『ありがとうございます』』
デバイス達は夜美の優しさに感謝するのだった。
「気を付けてな」
午後9時ごろ、荷物をまとめたセインとノーヴェとウェンディに声をかけた。
3人は家の転送装置からミッドに行き、そこからラボに帰るらしい。
「忘れ物は無い?」
「大丈夫っス星姉」
「何が大丈夫だ、寿司、持って帰るんだろ?」
「そうだったっス、ありがとうっス夜美姉」
夜美から寿司の袋を渡され、服の入った袋と一緒に持つ。
「今までお世話になりました」
姉らしくセインが頭を下げて言う。
「元気でね」
ライが寂しそうに言う。
「楽しかったぜ」
笑顔で言うノーヴェ。
「明日また来るっス」
「じゃあ、帰んなくていいでしょうが」
加奈のツッコミにみんなが笑う。
「いつ来ても構いませんからまた遊びに来てくださいね」
「お前らはもう有栖家の一員なんだ遠慮するなよ」
俺と星が3人に言った。
「ドクターによろしくな………」
「うんフェリア姉も頑張って………」
セインがそう言って3人は転送装置に乗った。
「じゃあ、みんなまたね」
そうセインが言って、3人はミッドに行って
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