二十五章
最後の大戦(5)
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事を気にするんじゃねえ!今向かってくる敵は人間を強引に辞めさせられた鬼であるが、それを斬り捨てて行く事も俺らの仕事である。だから歌夜も綾那も気にせずに武士として勤めを果たせ!」
「人間は人間として生きていく事として、死ぬのも人間であるがその道理を勝手な都合で変えたというのは一真も同じ事だぞ。何しろ足軽達に人間から夜叉にしたんだからなー!だがな、それは一真の旦那が許可なくした事ではない。足軽達から進めて立候補したのだからな。外道がどっちかと言えばエーリカの方だろう」
「その通り。俺は勝手に人間の運命を変えた事はしていないが、今の俺らは人間から鬼となってしまったのを解放するためだ」
鬼を倒しながらダハーカと俺でそう言うが、実際俺達の剣は鬼から人間の魂へと戻す為として浄化を使っている。なので俺達は俺達の仕事としてやっている事だが、エーリカもエーリカでこの世界いや外史にて役目を果たすとな。俺達を贄として、エーリカは本懐を遂げたとしても俺達が最後の幕を開けてやる。
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