MPF
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にベロベロで立っているのもやっとのように見えます。
「大丈夫なの?カナ」
「大丈夫大丈夫!!あんたは心配せずにいい数字出してきなって!!」
さすがのミラさんも心配しているけどカナさんは全く気にした様子もなくミラさんを送り出す。
『ジュラのあとはなんともやりずらいでしょうが・・・』
「ま、頑張ってくださいカボ」
「は〜い♪」
ミラさんはマトー君に笑顔で答えると接収で1日目に見せたあの姿へと変身します。
「あれは確かミラさんのサタンソウルの中で最強の姿!!」
「魔人、ミラジェーンシュトリ!!」
「ハアアアアアッ!!」
ミラさんはさっそく最強の悪魔の姿でMPFへと攻撃をぶつけます。果たしてその数値は?
ピッ【3448】
『おおっ!!これもすごい!!3000を超えてきました!!』
「すごい!!」
「さすがミラさん!!」
ミラさんの出した数値もオルガさんに迫る好成績!!次のカナさん次第では2位の記録は出せるかも!!
「じゃ、あとはよろしくね。カナ」
「ウェーイ!!」
元の姿に戻ったミラさんとカナさんはタッチして入れ代わります。
「カナの奴、べろんべろんじゃねぇか」
「あれで4桁いくんでしょうか?」
「いくらなんでも難しいかな?」
グレイさん、私、ルーシィさんがそう言います。だけどミラさんのお陰ですでに3位は確定ですし、カナさんもあまり無理しなくても大丈夫ですかね。
「ん〜!!」
カナさんは上に羽織っている白いシャツを脱いでいき、上半身が水着だけの姿へと変わります。
「ん?」
マスターは上着を脱いだカナさんの右腕にあるあるものを見ています。
「さ!!ぶちかますよ!!」
マスターが驚いたのは右腕に刻まれている赤く光る紋章。それに見覚えのある私とルーシィさん、そしてナツさんは驚いています。
「ま・・・まさか・・・」
「特別に貸して差し上げました。勝つために!!」
「がぁぁぁ!!」
キラキラした瞳でそういう初代。マスターはそれに真っ白になっています。
「集え、妖精に導かれし光の川よ!!」
腕を掲げるカナさん。その回りには金色の光がカナさんを包むように空へと伸びる柱を作っています。
「元々あの者にはすごく高い潜在能力があります。彼女なら使いこなせるでしょう」
「照せ!!邪なる牙を滅するために!!」
カナさんが腕を降り下ろすと天狼島で見た光の輪がMPFに向かって落ちてきます。
「妖精の輝き!!」
砂塵に包まれる闘技場。その煙が晴れると、なんとMPFがあった場所には何も残っておらず、【9999】という数値だけが大きく残されていました。
『な・・・
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