第二章
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「黒砂糖だよ」
「へえ、黒いお砂糖なんだ」
「そうしたのもあるんだね」
「お砂糖って白いと思っていたけれど」
「黒いお砂糖もあるんだ」
「そうだったんだ」
「あるよ、市場に行けばね」
動物達も市場、そこに行けばというのです。
「あるよ」
「それでなんだ」
「お家のお砂糖は黒いんだ」
「だからお塩と違ってて」
「すぐにわかるんだね」
「甘いよ」
その黒いいお砂糖もとです、ロビンソンは弟さん達に答えました。弟さん達はまだおやつを食べていなくてきちんと座って紅茶を待っています。
「黒くてもね」
「じゃあそのお砂糖紅茶に入れよう」
「黒くても甘いのならいいよ」
「お砂糖はお砂糖だからね」
「お願いするよ」
「よし、それじゃあね」
弟さん達の言葉を受けてです、ロビンソンはお砂糖はその黒砂糖で決めました。そして次はティーパックを見付けました。
ティーパックはかなりの数があってです、ロビンソンも言いました。
「皆の数、いや僕達全員を合わせても十杯は飲めるだけの数はあるよ」
「そうなんだ、じゃあ僕達紅茶十杯飲んでもいいんだね」
「僕何杯でも飲めるよ」
「僕もだよ、甘い紅茶大好きだからね」
「ミルクティー最高だよね」
「うん、最高だよ」
弟さん達はティーパックの数も聞いて笑顔になりました。
「じゃあ今日は紅茶たっぷり飲もう」
「そうしよう、ミルクも入れてね」
「お砂糖もたっぷり入れてね」
「それで飲もう」
「これからね」
「ミルクもあるよ」
ロビンソンはミルクも見付けました、ミルクはちゃんと冷蔵庫の中にあります。ミルクの量もかなりのものです。
「こちらもかなりあるから」
「じゃあ全部ミルクティーだね」
「やっぱりミルクティーいいよね」
「うん、そうだよね」
ミルクティーを飲めることをまた確認するのでした、そして。
最後にです、ロビンソンは。
ポットの中にお水を入れてそこから火を点けました、弟さん達はそのお兄さんの行動を見て心配になって尋ねました。
「お兄ちゃん大丈夫?」
「火使えるの?」
「お母さんやお父さんみたいに」
「出来るの?」
「火事にならない?」
「大丈夫だよ、僕だってね」
ロビンソンは心配そうな弟さん達に少しむっとして返しました。
「この前お母さんに教えてもらったから」
「だから出来るんだ」
「火を使えるんだね」
「お湯も沸かすことが出来るんだね」
「お兄ちゃんも」
「そうだよ、だから心配無用だよ」
実際に火を点けてその様子を見ながらの言葉です。
「これでもね」
「だといいけれどね」
「火事になったら大変だからね」
「じゃあお湯を沸かして」
「コップの中にティーカップ入れてね」
「そこにお湯を注いで」
まずは
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