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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第23話 報告会と2人の正体
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ね、自己紹介とかやれる事があるでしょうが!!」

「「「「「「「兄さん!?」」」」」」」

「まあそう言う反応になるだろうな」
「ほのぼの言ってるんじゃねぇよ桐谷。それで俺から説明して欲しいことがあるんだろうが………」
「まずは私から!!この子達が家族ってどういうことよ!?」

本当にやかましいな加奈は。
前は冷めてたような気がするんだけど。

「そのまんまの意味だよ。一緒に生活してる」

「そ、それって同棲じゃない!!」

「まぁそうだが…………」

「この変態!!美少女並べてハーレムとか楽しむつもりなんでしょ!!」

失敬な、オッドアイの変態と一緒にしないで欲しい。

「待ってください」

文句ばかりたれる加奈に星が割り込んだ。

「私たちのことですが……………」

星は俺達が初めて出会った時の話を語り始めた。






「ごめんなさい………」

俺じゃなく、星達3人に謝る加奈。

……………俺は?

「こちらこそすみません、勝手に家族なんて名乗ってしまって………私たちは出ていきます。本当の家族がいるのに私たちは邪魔ですから…………」

それに頷くライと夜美。
こいつら…………

「ふざけんな!!」

星の言った言葉を即座に否定した。

「さっき言ったよな、お前ら全員俺の家族だって、勝手に名乗って?俺が家族になろうって言ったんだろ!?俺にはお前らが必要なんだ!!今度勝手なこと言ったらぶっ飛ばすぞ!!」

「す、すみません………」

「考輔落ち着け………」
「俺は有栖零治だ。こいつらと一緒に生活している中学生だ。佐藤考輔じゃ無い」

「…………前の名前は捨てるのか?」

「前の名前なんて必要ない!俺は今この世界で生きているんだ!!俺は今の生活が好きなんだよ、前の俺とは違う!!」

そんな怒りの俺にたじろぐ桐谷。

「わ、分かった、すまなかったな零治」

「ああ…………熱くなってこっちこそ悪かった」

そう言って手を繋ぐ俺達。

「だが一般的に同い年の男女が同棲するのは良くないと思うぞ」

「関係ねぇよ。俺は自由に生きてるんだから」

「……………やはりお前は変わってないな」

いきなり変な事を言い出す桐谷。

「そう?結構変わったと思うわよ。主に女の子をこんなに連れているところとか」
「そういうことじゃないんだが………」

加奈の言葉に呆れる桐谷。

「私からも質問いいですか?」

セインが手を上げて桐谷に聞く。

「何だ?」

「レイとはどういうご関係なんですか?」

「昔、隣近所に住んでいた親友ってところかな」

何でみんな驚いた顔してんだ?

「レイ!!お前友達いた
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