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FAIRY TAIL 忘却の最期
第23話 光竜と妖精の審判
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ない様に子だって親を選べねぇんだ」

「貴様に涙を流すルーシィの何が分かる!!!」

「これから知っていくさ。ただで父親に引き渡すと思うか?金が無くなるまで飼い続けてやる。ハートフィリア家の財産全ては私の手に渡るのだ」

この期に及んでルーシィを家畜にしようとするジョゼに、二人は怨念を振り払おうと力を振るう

「おのれぇぇぇぇぇぇ!!!」

「このクソ親父がぁぁぁぁぁ!!!」

「力まん方がいい、余計に苦しむぞ」

ジョゼは更に怨念を出し、二人の生命力を吸い取り始めた

「うぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「さあ残酷ショーを始めようか!君達の姿を妖精の尻尾(フェアリーテイル)の連中にも見せてやろう。誇り高い妖精女王、ギルド最強の一角光竜、君らの無様な姿を見せれば残りの屑どもも降参するだろう」

「は・・・どこまで下劣な野郎なんだ・・・!!」

「そういう貴様らも下劣な見世物になるのですよ?フハハハハハハハ!!」

エルザとレオルドの意識がだんだんと遠のいていく中、ジョゼの高笑いが辺りに響く

(くそ・・・まだ使いたくなかったがアレを使うしか・・・!!)

レオルドがそう考えた直後

眩い光が注ぎ込まれ、二人を捕えていた怨念の塊が一瞬で消え去った

「こ、これは・・・?」

「この光・・・」

ジョゼが光の元を辿り、見上げると

治療中のはずのマカロフが、そこにいた

「いくつもの血が流れた、子供の血じゃ。できの悪ぃ親のせいで子は痛み、涙を流した。互いにな・・・もう十分じゃ、終わらせねばならん!」

「マスター・・・!」

「ったく、遅いっての爺さん」

エルザとレオルドは、マカロフの登場に喜びを露わにする

ジョゼとマカロフは睨みあい、魔力を高めていく

「天変地異を望むと言うのか」

「それが家族(ギルド)の為ならば」

二人が対峙しただけで周囲の大気が震えていた。

その魔力に当てられ気を失っていたグレイ達が目を覚ます

「何だ、この暖かいようななつかしいような魔力は・・・」

「全員この場を離れよ」

マカロフの声にグレイ達は声を荒げた

「マスター!?」

「何でここに!?」

「言われた通りにするんだ」

エルザとレオルドはグレイ達の元まで走る

「ミラ、大丈夫か?」

「レ、レオルド・・・!?」

「戻ってきてたのか!?」

「積もる話は後だ、今はここから脱出する」

「私達がいたのではマスターの邪魔になる。全てをマスターに任せよう」

マカロフを放っておくことができなかったが、自分達では足手まといになる。

そう思いながらエルザ達はその場から離れていった

「・・・こうして直接会
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