追憶
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タンカーが襲われていた事は想定外で、初任務に遭遇した敵が強すぎたと聖王教会に弁論したものの、『事前情報に無い敵と遭遇しても、自力で対処出来ないのであれば騎士を名乗らせる訳にはいかない』などと反論され……」
「まぁ、妥当な意見やな。ちゃんと戦う手段はあったのに、こうして惨めに負けてるんやし。その人達の言う事も尤もやよ」
「け、けどよぉ……はやては初めてなのに一人で頑張ったじゃないか。なのにこんなのって……」
「頑張っても結果を出せなきゃ意味があらへんねん。社会とは……世の中とは、そういうもんや」
「主…………」
「……それよりシャマル、現状の話の続き、聞かせてくれへんか? 私ら色々出遅れとるわけやし、いい加減少しでも挽回せえへんとな」
「はやてちゃん……わかったわ。それじゃあ現在の進展状況についてだけど……」
まず、フェイトちゃんの活躍のおかげで本局への移動手段が手に入り、時間も惜しい事でなのはちゃん達は早速本局の無限書庫へ向かった。途中、本局内部で僅かに残存していたアンデッドの妨害が発生したものの、エナジーが使えるなのはちゃんによって本局にいたアンデッドの全てが駆逐される。魔法は使えなくとも一応の安全が確保された事で、ユーノ君主導、なのはちゃん護衛で一部の管理局員を含めた捜索チームが無限書庫の開拓、及びファーヴニルの封印方法の捜索を開始する。最初はゴミ屋敷にも匹敵する雑多さやったらしいけど、今ではある程度整頓されていて、資料を探すためのスペースは確保できたらしい。
一方で、メガーヌさんの協力を取り付ける事に成功したクロノ達は、彼女の書物庫から覇王について書かれた資料をとにかくしらみつぶしに探していた。それで今までに見つけたのは、古代ベルカ時代の人物概要も記された年代記、戦略指南書、武術教本、恋愛小説、昔の誰かが書いたらしい詩や、ポエム手帳にエトセトラ。……なんか後半に変な物が混じっとるけど、どれも貴重な資料である事には変わりない。しかし目的の物ではないため、皆あまり休まずに探し続けているらしい。
「なるほどなぁ。ひとまずミッドを襲ったアンデッドの脅威は何とかなって、今は封印方法の捜索にありったけの力を注いどるっちゅう訳やね。それでサルタナ閣下とエレンさん……ラジエルの状況はどうなっとるんや? やっぱり通信が繋がらへんから、知りようがないんか?」
「次元世界で主流の魔力通信や念話ではどうしようもないから、そうなるわ。せめて次元空間も通じる無線機でもあれば話は違ったのだけど……」
無線機かぁ……理由は知らんけど、成り行きでサバタ兄ちゃんが持っとる気がする。確かめようは無いけど。
「それにユーノさんの話によればリインフォースもあそこにいるらしいし、あの子大丈夫かしら?」
「へ、リインフォース
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