プロローグ
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に入ると、大体小学生ぐらいの子供が五人が積み木やらあやとりなので遊んでいた。
「皆ー!今日から新しく家族が増えるわよー! 」
その言葉を子供達が聞くと、遊びをやめて俺のところに駆け寄ってきた。
「「やったーーー!!よろしくねお兄ちゃん! 」」
「「お兄ちゃん遊ぼー! 」」
「鬼ごっこしよ! 」
「院長先生ー!お帰りー!お兄ちゃんもお帰りー! 」
「はいはい皆静かにー!紹介するわこの子は……」
レイナが口を開くと、俺はようやく自分の名前が分かった。
「レイ……カグラ レイ君よ。中学二年生だから、皆の一番上のお兄ちゃんよ」
「カグラ……レイ…」
「あっ!?そういえば教えてなかったですね!うっかりしてました! 」
院長モードからすぐに素に戻り、また敬語で話し始めた。
「まあいいや…グエッ!? 」
「レイお兄ちゃん遊んでー! 」
「あっ!ずるい私もーー!! 」
「ちょっ!?乗っかってくんなお前ら! 」
「あらあら。早速人気者ですね。よろしくお願いしますねレイ君」
こうして、俺は知識以外の記憶を無くし、自分自身がなんなのか。なぜ俺は傷だらけになっていたのか。そして……大切な何かがあったのか、胸の奥がチクッと刺さった感覚があった。
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