放浪剣士
魔女を愛した男W
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ベルモンドッ―――。
部屋には誰もいなかった。
そこにあったのはおびただしい血痕と、数名の異端者の遺体のみ。
もしやと思い、私は館を飛び出す。
向かう先はそう、かの魔女の集落。
ベルモンドはそこに向かったに違いない。
魔女を助ける気なのだ。
あの時とは違い、自ら正真正銘に教会の、民の敵となって。
間に合うか―――。
馬を拝借し、できるうるかぎりに速度を上げ草原を駆けた。
私を待っているのは、最悪の結末だというのに。
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