暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第22話 遊園地、巻き込まれた星
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り裂く!!」

居合から炎を纏った剣で横に薙ぎ払う。

「獣破轟衝斬!!」

剣を持ち直し勢いよく斬り上げた。

「損害95%…………行動続行不能………」

今度こそボロボロになり遊園地の近くにある湖に落ちていった。

あれならもう挑んで来ないだろ。

って!!

「そうだ、星!」

俺は慌てて星の所へ飛んでいく。

「星!!」

「うるさいわよ!!この子なら無事」

見てみると星の傷を加奈が治していた。
回復魔法?

「…………レイ?」

「星、大丈夫か!?」

「はい、心配かけて申し訳ありません」

「構わないよ。星が無事でいてくれたなら」

「レイ…………」

「…………何か面白くない」

ぷぅ〜と頬を膨らませる加奈。

「まぁ取り敢えず無事でよかったよ」

そんな中、桐谷がこっちにやって来た。

「ああ、だけど何でお前まで?」

『マスターそれよりもここから離れた方がよろしいのでは?ライ様達も何をしているか気になりますし………』

「そうだな、取り敢えず俺の連れと合流したい、いいか?」

「ああ、挨拶もしたいしな」

「……………その人たちって女の子?」

「ああ、そうだが?」

「スケベ………」

「何もしてねぇよ!?」

何だよせっかく久しぶりにあったのに何その態度は。

「レイ、あの人達は?」

「ああ、みんなと合流したら話すよ。取り敢えずみんなと合流しよう」

地上におり、バリアジャケットを解除してライ達を探しに行った。







「これは………」

フェイトが見ていたのはサーチャーから送られてきた映像。

隣の遠見市でこの前に戦闘があった形跡があった。

それで一応遠見市にサーチャーを飛ばしていたフェイトは今回のサーチャーに写っていた映像に驚いていた。

「何で零治が?」

そこには白いコートをまとって戦っている零治。
そして………

「確かこの子は………」

そこには星の姿も写っていたのだった………





「やはり敗れてしまったか………」

遠見市のハイランドパークの近くにある湖。
そこに白衣の男、クレイン・アルゲイルが一人立っていた。

「だがいいデータが取れた。これで次の作品にも活かせるだろう」

クレインは笑いながら湖を後にした。
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