暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第22話 遊園地、巻き込まれた星
[5/8]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
星の目の前に立ち、抜刀の構えをとる。

「ラグナル、カートリッジ!!」

『カートリッジロード!!』

剣の鞘から薬莢が一つ飛び出す。

「くらえ、裂空刃!!」

俺は見えないほどの速さで剣を振り、発生させた真空波でパイロシューターを全て撃ち落とした。

「レイ、ありがとうございます………」

「ボーッとするな!これは実戦だぞ!相手は殺す気で来てるんだ!」

俺の言葉に星の顔は引き締まる。
こういう実戦が久しぶりな星にとって荷が重いか………?

「俺が突っ込む。相手の技がまだはっきりしないからまだパイロシューター以外使うな」

「分かりました」

「ラグナル」

『分かってます、ソニックムーブ』

俺はまたソニックムーブを使い相手の前に移動する。

「魔神剣!」

俺は奴に衝撃波を放つ。

「魔力吸収………」

やはりさっきと同じで簡単に吸収されてしまった。

「パイロシューター!」

すかさず星が俺の言った通りにパイロシューターを放つ。
だが…………

「魔力吸収………」

やはり同じ剣で吸収されてしまった。
ん?剣で?

「ラグナル………」

『ええ、どうやらあの剣でないと吸収出来ないのでは?』

そうだったらいくらでもやりようはある。

だがそんなに簡単なのか?

「取り敢えずやってみるか………」

『ですね』

「星、もう一度パイロシューターを頼む」

「了解………です!!」

相手から飛んできた魔神剣を躱しながら答える。

「行って、パイロシューター!!」

再び星がパイロシューターを放つ。

「よし、行くぞ!!」

『イエス!!』

「風牙…………絶咬!!」

高速の踏み込みで高速の一突きを相手に食らわせる。
だが、相手は無言で俺の一撃を紙一重で躱し、パイロシューターを吸収した。

「だが、まだだ!!」

『カートリッジロード!!』

風牙絶咬は避けられたが、すぐそばで止まった俺は振り向き際にカートリッジをロードする。
今度は二つの薬莢が鞘から飛んだ。

「魔王炎撃波!!」

剣に炎を纏わせ、左から右になぎ払った。
これは予想できなかったのか相手はもろに食らう。

「これで!!」

相手は空から地上に落ちていくが直ぐに踏みとどまる。

「損害40%…………作戦続行可能………」

「まだ動けるか………」

『AMFの所為でやっぱり威力が下がってるみたいです………」

「本当に面倒だな」

「レイ、どうします?」

「作戦はそのままで行く。俺は今出せる最大の威力の技を使う。それで倒せなかったら星がルシフェリオンブレイカーでしとめろ」

「分か
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ