第22話 遊園地、巻き込まれた星
[4/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
が持っていったじゃないですか』
そうだった。でも何でだ?
管理局員にも一度もバレたことがないのに………
「AMF起動」
『マスター、また!!』
「ああ、面倒だな………星、AMFだ!魔法が使いづらくなるからむやみに使うなよ」
「ええ」
既に体が少し重そうに見える。
「今度はどのくらいだ?」
『80%ですね。前回と同じぐらいです』
「この姿だとどうだ?」
『この姿はブラックサレナより魔力を使わないのでそれほど問題はないです。ただ、魔力を込めた技や
オーバーリミッツは普段よりきついですね。ですがカートリッジをうまく使いながら戦えば問題無いと思います』
「……………あれはだるくなるからあまり使いたくないんだけど」
『文句を言ってる場合じゃありません!!この姿ということはご自身の姿を晒すことになります。ブラックサレナが誰かバレなくても、マスターが魔導師だってバレてしまいます!!』
「だよな………っていうか星、結界張ってくれ!!これじゃあ普通の人にもバレバレだ」
「は、はい!」
慌てて星が結界を張ってくれる。
「AMFでキツイと思うが頑張ってくれ」
「はい!」
よし、これで準備はOKかな。
フェリアたちには魔導師だとバレるのはもう仕方がないだろう。
星とブラックサレナに面識があるって思われる方が問題だし。
管理局は……………為せば成るだろう。
『ダメだと思うんですけど』
「心を読むな。それより何でアイツ仕掛けてこないんだ?」
「そういえば………」
俺たちが空に出てから相手はAMFしかしていない。
今も不気味に俺たちの様子を見ている。
何を企んでいるんだ?
「取り敢えず仕掛けます」
「そうだな。じゃあ行くぞ!!」
俺は腰にある剣に手をあて、いつでも抜刀出来るようにする。
「まずは私から。行けパイロシューター!」
星お得意の追尾弾が相手を襲う。
「スキル、魔力吸収…………」
相手は自分の剣を追尾弾に向ける。
何をする気だ?
「発動」
直撃するはずだったパイロシューターは相手のブレードに吸収されてしまった。
「え!?」
「ラグナル!!」
『魔力反応がありません。考えられるのは違う場所に飛ばしたか、吸収したか………』
「吸収!?」
それって魔導師の天敵じゃないか!!
「パイロシューター………」
相手はブレードの先から星と同じパイロシューターを放ってきた。
「何で!?」
「星!!」
アイツ、ぼーっとして!!
「ラグナル!!」
『ソニックムーブ!!』
俺は即座にライが使うソニックムーブを発動。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ