第3話 ギルド 仲間 恋
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俺が名乗ると目を見開き、俺はフードを下ろす。
「しぶとい奴だな。キリト、それより、一度だけ前線行ってみようと思ってな。ここにいる四人。加勢するぜ。」
「あ…。あぁ…よろしく…」
全員にパーティー申請が送られ、全員OKボタンを押すとキリトが驚く。
「って…えぇっ!?お前!鼠のアルゴ!」
「っ!?」
カルテルのレイピアがキリトの首筋に止まるのと同時に、俺の短剣がカルテルの目前に止まるのが同時だった。
パサパサと翻るローブと遅れて後ずさりするキリト。
「カルテル…なんのマネだ。こいつらは客と商人…。アリーはてめぇのもんじゃねぇぞ。過剰反応しすぎだ。」
「チッ…命拾いしたっすね。でも…フィールド出たら気をつける事っすね…」
「お前もMPKされねぇよう気をつけろよ。死にたくなけりゃ言動に気をつけるこったな。」
「にゃハハハハッ!まぁまぁお互い落ち着きナヨ。あんまり気張ってもいいことないゾ。」
見えなかった…。間違いなく、レイピアの方は手練れだ。そして遅れて動いたにも関わらず、それを止めるミネも…。
オオミネ、カルテル、アルゴ、シルバ。
先ほどから喋らないシルバと言う人物も含め、この四人は間違いなく今のSAOのトッププレイヤー達。いや、ギルドと言った時点で明らかにこのレベルのプレイヤー達が、ギルド人数でいるという事になる。
このレベルのプレイヤー複数人に襲われると、ボスとソロで戦うよりも勝機は少ない気がする。
そんな俺の心情を察してか、ミネが心配するな、と声を掛けてくる。読心術でも心得ているのか。お前は。
さてと、悶着も終わった事だし、聞いときたいこと聞いとくかね。
「集合は何時だ?」
「あ…明日の朝10時…。」
「そうか、じゃ、それまで少し寄るところがある。また明日な。キリト。アスナさん。」
「さてと、初仕事が四人とな。情報ギルドとは言えやるのは情報屋だけじゃねぇぞ。基本的に裏の仕事は一手に受けるよろず屋みたいなもんだ。で、今回の依頼は、ギルド内での仲間割れで仲間を斬り殺した奴を見つけ出すこと。報酬は1万コル。ボロい仕事だろ?男の名前はヘイヤ、両手剣使いの長身の男だ。」
「いつの間にそんなものヲ…。その報酬、オレっちにも出るんだろうナ?」
「勿論あたしにもあるんだろうね?」
「………」
「全員に分配してやるよ。っと、既に場所は分かってんだけどな。迷宮前、森のフィールド内。最後に俺が見たのはそこだったが。武器が壊されたのか。隠れていてな。」
トールバーナの門を出る。その右手に、鬱蒼と生い茂る森がある。
「ここカ…面倒臭いナ。オレっちは降りても…ウグッ…」
とりあえ
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