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SAO〜裏と 表と 猟犬と 鼠
第2話 始まり
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SAO 幻影の首領






リンゴーン…リンゴーン…。

飛ばされた広間には1万人、いや、まだテレポートされてくると言うことはまだ揃ってはいないのだろう。

これから正式サービスのセレモニーでもやろうってのか。ここのGMも馬鹿なのか。


全員揃ったのかテレポートの光は全く見えなくなる。と同時に天井…いや天空?なのか?に映るWARNINGの文字。

そしてドロリと垂れてくる赤い液体…それが形作るのは大きなローブを羽織った巨大な人…みたいなモノ…。


「なんだありゃ。顔ねぇや。キモ」

「お前…辛辣だな…」

「キリトも似たようなもんだぜ?」

「「こいつと一緒にすんな」」

「初めまして…SAOの全プレイヤー諸君。私の世界へようこそ。私は、茅場晶彦。この世界を自由に動かせる、唯一の人間だ。」

はてな?え〜っと…確か…あれだよな。そうそう……忘れたわ☆てへ☆

「プレイヤー諸君はもう気づいているだろう…。ログアウトボタンが消えていることに。」

あぁ〜あのドッキリ?いや〜あれにはビビったね…はて…お前か。犯人。

「これは、ゲームの不具合ではない。繰り返す。ゲームの不具合ではない。これはその世界。ソードアート・オンライン本来の仕様である。」











あ〜っと結末言うとデスゲームスタート。

要約すると。

ログアウト出来ません。

死んだらまぢ死にます。

ナーヴギア触ると死にます。

高周波なんたらビーム?だかで殺されます。

クリアしたら助けるよ。

と言うことが今回のことである。

結果。



ジジイに殺られる!?!?

「さて、これは私からのささやかなプレゼントだ。アイテムストレージを覗いてくれたまえ。」

俺がある意味いろんな絶望で打ち拉がれていると。キリトが光った。クラインも光った。鏡見たら俺も光った。

あら不思議…。

俺の身長が伸び、体が細く、筋肉質になり、髪が少し伸び、銀に染まり、色も白くなる。

鏡を見ると、瞳まで灰色をしている。

なるほど…な。つまり…。

「大丈夫か!キリト!ミネ!」

「あ?誰だお前」

「いや…お前こそ誰だよ…」

「俺?俺がオオミネじゃねぇか。いや、にしてもリアルな容姿とはまたいかに」

「お前、変わりすぎじゃねぇか?」

「ってかお前らこそ。詐欺り過ぎだ。」

「「すまん。お前にだけは言われたくない」」

「解せぬ」

「さてと、全く緊張感ねぇが、デスゲームは始まってんだぜ?ま、この混乱ならば狩場を真っ先に取るって手もあるがね。」

視界にスイッと入り、スイッと出て行く人影を目だけで追いなが
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