二十五章
最後の大戦(4)
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笑顔になったが、言う事は聞くだろうしここには側室である華琳達がいる。位は将軍より下だが、俺=神なので半神としているし側室と愛妾では上なので指示は聞くと思う。
「幽さんの言う事も尤もではありますが、先鋒は黒神眷属の皆さんとして一葉様は私達一真隊でお守り致しますから中軍を定位置にして下さい」
「えー!綾那、もっと前に出たいですー!」
「うむ。余も同じじゃぞ、綾那」
「ねー♪だったら二人で前に出るです!」
「その前に華琳様達が冷たい目で見てますから、諦めて下さい綾那に一葉様」
「歌夜の言う通りでありますし、一真隊の指揮権は事実上一葉様が持っているのですから。自重してくれないとこちらが困りますよ」
「俺らよりも前に行ったらどうなるか、分かっているよな一葉?」
「うむぅ・・・・主様がそう言うのであれば自重してやろう」
まるで承知したかに見える言い訳の伏線でもあるが、黒神眷属は俺を中心に動くとする。神器や剣を持っているが、黒鮫隊は一真隊鉄砲部隊である梅が指揮をする八咫烏隊と共に後方支援する事となった。鉄砲の後ろにころ率いる長柄で、両脇に弓隊を配置させるが最前線が俺達なので必要ないとはいえ一応との事だった。
「俺達が斬り漏らした鬼や横から来る鬼共は黒鮫隊と八咫烏隊に鉄砲部隊が後方支援、鉄砲を前にして左右を中軍としてから一葉を中心とし、綾那と歌夜と幽を配置する。中軍の後ろとする本陣には詩乃、雫、小波、ひよを配置。俺はもちろんの事、奥方衆魏蜀とヴァーリチームと英雄チームと共にそれぞれの武装で殲滅する。一真隊の兵達は全員夜叉となっているが、八咫烏隊の兵達のみ夜叉にしてない」
「もし戦闘になると前方を一真様が担当します。一真様の後ろを、ヴァーリチームと英雄チームが左右にいる鬼共を殲滅する事でしょう。その奥に奥方衆魏蜀に大江戸チームを配置しますが、縦長とした陣形となり横長には一真隊を配置するという陣形となり山門から前にいる鬼共を殲滅して下さい。そういう流れで構いませんか詩乃さん?」
「本当は一真様も本陣にいて欲しい所ですが、仕方がありません。最前線にて漏らした鬼についてはお任せを・・・・それと陣形については畏まりました朱里さん。我らは夜叉によって守護してくれますけど、一真隊での指揮はお任せ下さい」
「鞠はー?ねぇ鞠はどうするのー?」
「鞠ちゃんは本来でしたら一真様の護衛ではありますが、この場合はどうしましょうか?『しょうがない、俺と共に行動を許可しよう』そうですね、鞠ちゃんは一真様が前線で戦う場合を前提としたお背中をお任せする事ですからね」
「分かったの!鞠は一真の戦い振りを見て、斬り漏らした鬼を倒すのが鞠の役目なの?」
「そういう事で・・・・浅井衆については梅の横にて、鉄砲戦後の肉弾戦
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