破れ!無限の壁!千羽山戦後編!
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ナズマブレイク!!」」」
ズガァァァァァァン!!
ものすごいシュートが千羽山ゴールに雷鳴と共に襲いかかる。
「「「無限の壁!!」」」
ギュュュンンンン!!
イナズマブレイクが無限の壁に衝突する音がフィールドを包む。
「「「いっけぇぇぇぇ!!」」」
俺たち全員が一体になったように、叫んだ。
ビキビキ… グワシャァァァン!!
「「「ぐわぁぁぁぁぁ!!」」」
ピ──────!!
《ゴォォォォール!!ついに雷門、追いついたぁぁぁぁ!!》
「「「よっしゃぁぁぁ!!」」」
3人が放ったイナズマブレイクは、無限の壁を砕き、相手キーパーごとゴールに叩き込んだ。
「よし!このまま逆転するぞぉぉぉぉ!!」
円堂の叫びに俺たちは全員で応える。
「「「おおおっっっっ!!」」」
──────────
「雷藤ぉーっ!」
鬼道から俺に綺麗なパスが通った。時間もない…、これで決めさせて貰うぞ!
「豪炎寺!決めるぞ!」
「おう!」
2人で炎の渦を纏い、回転しながら空中に上昇し、そのままツインシュートを放った。
「「ファイアトルネードDD!!」
グオォォォォォ!!
火力全開のファイアトルネードDDがゴールに突き進む。
「「「無限の壁!!」」」
ギュュュンンンン ビキビキ…
「チェックメイトだ…!」
俺が呟くと同時に砕ける音が響き渡った。
グワシャァァァンンンンン!!
ピ────────!!
そして─────
ピ ピ ピ───────!!
《ここで試合終了のホイッスルゥゥ!!2対1!雷門の逆転勝利だああああ!》
「や…やったああああ!!勝ったんすね!?俺たち勝ったんすね!?勝ったんですよね!?う…うう…!うっうっう…!」
「宍戸…!」
勝利のホイッスルを聞いた俺たちがベンチに帰ると、感動のあまり涙を流していた宍戸が迎えた。
「ああ!勝ったぞ…!」
その後は半田と鬼道も和解し、握手をし合っていた。
このチームなら…、いやこのチームで優勝したい…絶対に…!
俺はこの時、そう思った。
雷門中対千羽山中
2対1 雷門中の勝利。
全国大会準決勝進出。
──────────
ピリリリリピリリリリ
「電話…?誰かしら」
そしてその日の晩。秋が自分の部屋でくつろいでいると、携帯に誰かからの電話がかかって来ていた。心当たりがないまま、とりあえずその電話に出てみる秋だったが…
「えっ…………嘘でしょ…?一之瀬君…?」
その相手は、もうこの世に居ないはずの一之瀬からの電話だった。
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