暁 〜小説投稿サイト〜
転生アプリケーション
刺されました

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僕の名前は晦 槙正(つごもり てんせい)
僕の家はそれほど裕福というわけでも貧しいというわけでもないごくごく普通の家庭である
僕はこの春高校生になり、念願のスマフォを買ってもらった
元々音楽を聴く用としてiP○oneは持っていたのだが契約はしておらず、中学時代はそれで何とか過ごしていた
携帯と言う通信機器は高校生になってからと言う話であったので僕は高校に受かったという事を聞いた瞬間に親に買ってとせがんで4月前になんとか買ってもらった
スマフォ(機種はis○iである)を弄り、iP○oneで音楽を聴きながら歩いているといきなり曲がり角から包丁を持った男が飛び出して来た
その男は僕を見るなりいきなり僕の心臓のある辺りを刺した
「え…………」
何が起こったか今だに分かってない僕は刺された所をスマフォを持っていない左手で触った
すると手と刺されたところの間からヌチョと音がした
僕はそれでも理解できなかった
何があったか考えようとしたとき急に脚の力が抜けて右手のスマフォと向き合う形で倒れた
その衝撃で指がとあるアプリケーション(以後アプリ)に触れた
すると画面が発光しだした
………………
…………
……
『アプリケーションの起動確認。ユーザーの状態確認。極めて厳しい状態である。よって意識のみをこちらに転送します』

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