3部分:第三章
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もです。二人はお百姓さんのことを思い出してです。
そのうえで、です。いつも止めたのです。そうしていってです。
二人は悪いことはしなくなりました。けれど二人は友達のままで。
小学校でも中学校でも高校でも一緒でした。そして大学でも。
地元の大学、同じ大学に通っている二人はです。夏休みのある日に健太のお家で梅酒を飲みながらお話をしている中で、です。竜太が言ったのです。
二人共もう大人になっています。身体は大きくなって顔つきも変わっています。大人の顔になっています。
その竜太、今は髪を伸ばしている彼が。リーゼントの健太に言いました。
「なあ、あの泉だけれどな」
「あのおじさんがいる泉かよ」
「あの泉まだあるかな」
ふとです。思い出してこう言ったのです。
「あそこな。どうだろうな」
「そうだな。まだあるんじゃないのか?」
健太も梅酒、中に氷を入れたそれを飲みながら応えます。
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