暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
始まりの冒険編
プロローグ 出会いは一つのおにぎりから
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。
青髪の特徴的な髪型、顔に三本の傷、ほっそりとしたように見えるが制服の上からでも分かる鍛え上げられた筋肉、と初めて見れば誰もが忘れられない見た目をしている人…
「おッ、小猫ちゃんじゃねえか、丁度いい所に来たな、今グルメ食……おっと、じゃなくて珍しい果物を使ったフルーツケーキを作ってたんだ。勿論食っていくだろ?」
料理研究部部長、『兵藤一誠』……通称イッセー先輩は笑いながらそう言った。
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「よ〜し、出来たぜ。俺特性のデラックスフルーツケーキの完成だ!」
イッセー先輩はフルーツをたっぷり使ったショートケーキを一ホール私の前に置きました。うわぁ……凄く大きいです、イチゴやバナナ、メロンやブルーベリーとふんわりしたホイップクリームが実に美味しそうです。
ゴクリッ……
思わず唾を飲んでしまう、身体が早くケーキを味わいたいと言ってるみたいにお腹が空いていきます。
「ははッ、そんなに目を輝かせんなよ。今切り分けてやるからよ」
イッセー先輩が包丁でケーキを切り分けていく。うう〜、ケーキの切れ目からまた甘い匂いが……早く食べたいです。
「それじゃ、この世の全ての食材に感謝を込めて……」
先輩が目を閉じて手を合わせる。先輩曰く食べる時には食材に、そして命に感謝するのが決まりであると考えているとのこと、私も食材に感謝の気持ちを込める。
『頂きます!」
二人で合唱して私はケーキをフォークで一口サイズに分けて口の中に運んだ。
「んっ……ふんわりと柔らかいスポンジに甘すぎなくてくどくないクリームですね。そこにフルーツの酸味や甘さが加わってとっても美味しいです!」
「喜んでもらえて良かったぜ」
私達はあっという間に一つのケーキを食べてしまった、本当に美味しい物ってあっという間に消えちゃうんだなぁ。
「そんなしょんぼりすんなよ、もう一ホール焼いてるからよ」
「本当ですか!」
先輩の言葉に思わずテンションが上がってしまう、でもしょうがないですよね、それだけ美味しかったんですから!
「うめえ!!」
「美味しいです!」
私たちは夢中でフルーツケーキを食べた。先輩と一緒に食べる食事はとっても美味しくて楽しくて……ずっとこんな時間が続いたらなって思っちゃいます。
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「先輩、ご馳走様です。先輩の作ったケーキ、とっても美味しかったです」
ケーキを2ホール食べ終えた私は先輩が用意してくれたコーヒーを飲んでいた。先輩はブラックで飲んでいたけど私は苦
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