2部分:第二章
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。タガメなんて滅多にいないよ」
お百姓さんは二人の話を聞いて納得した顔で述べました。
「あれだけはな」
「そうだよね。タガメだけはね」
「滅多に見つからないよ」
「山だとオオクワガタとかはいるけれど」
「タガメだけはいないよ」
「あれはそこにはいないんだよ」
お百姓さんはそこの泉にはです。タガメはいないというのです。
そして二人のところにです。農作業を中断して言ってきました。
「この辺りにはいないんだよ」
「えっ・・・・・・」
健太と竜太はお百姓さんの言葉よりもです。お百姓さんの左手、白い半袖のシャツから出ているその手を見ました。その手はといいますと。
黒くて大きな黒子があります。それも幾つもです。その黒子を見てです。
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