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ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
ALO T
雑談編
その1
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ヤの件から数日後、場所はユグドラシルシティ一角の噴水前。
『あ、あの??』
キリト『?』
キリトは後ろから誰かに声をかけられた。声は低目で、明らかに男性。キリトが後ろを振り返ると…、
『……。』
そこには緑色が基調の姿をしたシルフ姿の男性プレイヤーがいた。
キリト『君は?』
『僕はレコン、リーファちゃんの友達です。』
キリト『リーファ?
スグの友達か?』
レコン『はい??』
キリトが聞くと、相手はリーファ(直葉)の友達と名乗るレコンだった。キリトはレコンと会うのは初めてである。
レコン『唐突ですが、あなたとリーファちゃんは、どうゆう関係なんですか?』
キリト『えっ?』
するとレコン、キリトとリーファの関係のついて聞いて来た。これにはキリトも驚く。
レコン『しらばっくれても無駄ですよ、既に調べがついているのですから??』
キリト『……。』
しかも日頃から2人を見ていたようだ。
それを聞いたキリトは暫し沈黙した。
キリト『一応言うが、俺とスグはただの兄妹だ。勿論、嘘じゃない。』
レコン『えっ??』
キリトが自分とリーファの関係をレコンに説明、それを聞いたレコンは驚きを隠せなくなった。
レコン『そうだったんですか??ごめんなさい。僕、知らなくて……。』
キリト『気にする事は無い、心配するな。』
レコン『はい。』
レコンはついさっきまでの事を謝ったが、キリトの言葉にレコンは立ち直った。
レコン『そうだ。折角だからキリトさんの事を、今からでもお兄さんと呼んでも良いですか?』
キリト『えっ?それは別に構わないが……』
するとレコンは、キリトを“お兄さん”と呼ばせて欲しいと言い出した。
キリトは1時驚き、承認するような言葉を言いかけたが…、
リーファ『くぉ〜らあぁ〜〜〜??』
≪ドカッ??≫
レコン『ゲヘラ??』
突如リーファが出て来て、レコンの背中に強烈な蹴りを喰らわした。
この一撃で、レコンは地面に叩き伏せられた。
リーファ『レコン、何ウチのお兄ちゃんに吹き込んでいるのよ??』
レコン『そっ、それは……』
リーファ『言い訳なんか聞きたくないわ??
それとお兄ちゃん、レコンの話は信用しちゃ駄目よ??』
キリト『えっ?』
リーファ『信用したら、解ってるよね〜?』
キリト『はい……。』
いきなり登場したリーファは、キリトと話していたレコンにキツイ一言を言い放った。レコンは言い訳しようとしたが、結局はリーファに言い切られ、更にキリトにもキツイあたる。
キリトは動揺するが、プレッシャーを放ちながら言い詰めるリーファの姿を見たキリトは、冷や汗をかきながら従うしか無かった。
リーファ『行くよお兄ちゃん??』
キリト『おいスグ、レコンはいいのか??』
リーファ『いいから来る??』
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