許さない
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許せなかった
俺達の苦労を踏みにじったエルドラドを──
しかも、サリュー達を道具扱いするなんて、殺しておけば良かった
奴等は俺等が何にも出来ないと思ってる
…馬鹿だね
確か、此処に来るって言う知らせあったんだよね?
それを利用して明かすんだ
奴等の苦しんでいる顔、見てみたいよね
そうだろう、お前達?
『今日のニュースです。約200年後の未来から来た、エルドラドのトウドウ議長が此方に来ました。どうやら、ライモンイレブンに興味があるらしく、雷門中学校に来るみたいです。トウドウ議長も、サッカーが好きだそうで、自分のチームと対戦して──』
少年はテレビの電源を切る
そして、新型のスマホを手に取り、何処かへ電話を掛ける
「…もしもし、俺。今日のニュース見たか……今日の可能性が高い。だから、今日は学校休んでおけ…俺の家に居れば良い。雷門から遠いのは俺の家だ。決行する時は、青く輝いているからな…ああ、じゃあな」
どうやら相手は他校らしい
「…もう時間か……奴等は一体どういう反応するんだろうな」
少年は口の端をゆっくりと持ち上げていくような笑みを浮かべる
[2]
「皆!知ってるかもしれないが、今日此処にトウドウ議長が来る。」
…皆が喜んでいるが、その中には例外がいた。
彼等から見れば、分かるかもしれないだろう。
「おい、そこはしゃぐな!」
大人は注意しているが、拳を握りしめている。大人は何もしらない。知っているのは、一部の中学生のみだ。
巨大な何かが来た。
それを見た瞬間、円堂は声を出そうとするが、鬼道、豪炎寺によって塞がれる。彼等だって堪えているのだ。
王は、密かにペンダントを握りしめ、連絡を送る。
何回も練習したんだ。成功するだろうとひたすら思う。
姫は、静かに見守る。
どうか上手くいくようにと、祈りを込めながら──
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