第2.5章 出会いと再会は唐突に
第33話 最強!最凶?最狂??
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ロゼとミリはそう言い合うと、どうにかして、その面白情報を得ようかと画策をしているのだった。
〜カスタムの町・情報屋〜
「むむ、今ある情報だけど……ヘルマンの方が何かキナ臭いですよ」
「ヘルマン、ね。私の方でも色々と?んでる。確かに皇女が生まれて色々と内輪もめが激しいらしいからね」
カスタムの町へと再び情報共有をしにきたリーザス情報屋の優希とカスタムの情報屋の真知子が互いの情報を共有していた。
そして……その後は勿論、他の彼女達と同じ様な悪寒に襲われる。
「何か……嫌な予感がすっっごくしたんダケド……」
「おやおや、ユーリさんの事、占ってみましょうか?」
「やーーーめーーてーー! 当たってる、当たってそうで怖い! ……でも、知りたいよぉぉ 気になるよぉぉ!」
優希は暫く唸りながら考え込んでしまっていた。どっちをとっても地獄、彼女にとって長い日となり、真知子にとっては微笑ましい日となっていた。
「(増えるのは結構なのですが……、うーん、順位は上位を狙わないといけませんね)」
真知子が心配しているのはそこだけだった。……どういう意味かは、秘密だ。
〜マルグリッド迷宮3層・とやまエリア〜
そして、某場所にて……、色々とトラブルを引き起こしたりしている者達がいる事をこの場の皆は誰も知らなかった。
「そ、その時の事、詳しく聞かせてもらえませんか?? アニスさんっ」
「え? 私とユーリ様の馴れ初めが聞きたいですか?」
「はいっ!」
元気一杯でそう言うヒトミ。
この姿を見てしまったら、アニスももうモンスターとしては見られないようだ。ニコリと笑うと話しを始めようとする……が。
「コラ! 変な事を吹き込むんじゃない!」
「えー、ひどいですよ。ユーリ様」
「後、その、《ユーリ様》って言うのやめてくれ! そう呼ばれるのは嫌だ」
「むむ、ユーリ様が嫌がるなら仕方ありません。お口にチャックの1つですね、了解しました。……むむ、では、旦那様と!」
「断然 却下!!」
「あぅ……、で、では、ユーリさんでは!?」
「出会った当初に戻ったな。よし、それで行こう」
「判りました」
「で、それで、お兄ちゃんとの事教えてくださいっ!」
ヒトミは目を輝かせてそう言っていた。いくらモンスターとは言え、幼さそうに見えるとは言え、彼女だって女の子だから、色恋沙汰話しは気になるのだろう。
「はぁ……。ヒトミ 何も無いって。それは、アニスが勝手に言ってるだけだから」
「酷いですって! これは全部本当の事なのですよー」
「オレには身に覚えがないっての! 大体、オレは そんな節操無しじゃない」
ユーリはさっさと否定をし
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