第2.5章 出会いと再会は唐突に
第33話 最強!最凶?最狂??
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て、手裏剣をメナドから受け取った。そして頭に指を当てて考える。
「(前もこんなの合った……突然、悪寒がしたんだけど……)」
かなみは疑問に思ったが、とりあえず忘れて再び修練を開始したのだった。真の忠臣となる為に、あの人の期待にも答える為に。そのあの人を思い浮かべながら……。
でも、その時に、更に悪寒が走ったのだった。
〜カスタムの町・工事現場〜
「わ、わぁぁ!! し、志津香っ!? 何してるの!」
「え? 何って? 火を頂戴って言ったのマリアじゃない」
「だ、だからって、火爆破なんて使わないでよ! プチ炎の矢を使って! と言うか、なんでいきなり火爆破を使うのよ! もう、火 ついてるのに」
「あ、あれ?」
カスタムの町にて、志津香は手伝いをしている時だった。今は、季節的にも寒い。だから、外での作業をしている人たちの為に暖を取って貰おうと火をおこしたのだ。薪をくべて……そしてプチ炎の矢を撃って火をつけたら終わりのはず。何故か、変な感じがして思わず魔法を撃ちはなっていたのだ。
「ちょっと、どうしたの? 志津香……?」
ぼーっとしていた親友の前にまでやってくるマリア。
「ごめんなさい。ちょっと寝ぼけてたみたい」
「あ、昨日夜更かししたんでしょ? 駄目だよ。美容にだって良くないんだから。ユーリさんの為にも、ずっと綺麗でいなくちゃ」
「なんでアイツの名前が出てくんのよ!」
っと、志津香は言い返していたが、ユーリの名前を出されて、また背中にちりっと何かを感じた。……この気配はなんなのだろうか。今は判らないため、とりあえず、わけのわからない事を言い出している親友の悪い口にお仕置きをする志津香だった。
〜カスタムの町・アイテム屋〜
アイテム屋では、がしゃりと言う大きな何かが割れた音が響きわたっていた。
「あれあれー? ……tって、わぁぁ!! 戸棚に置いてあった、ユーリさんとの写真が! 写真立てが割れたですかねー!! 家宝にしてたですのにー!」
トマトが大慌て。何か悪い事の前兆では無いか……、ユーリさんとのと、思っていたのだ。
〜カスタムの町・酒場〜
昼間だというのに、酒場にのみに来ているのは、ロゼとミリ。何でも、昨日の夜に飲む予定だったのだが、中止になった為、飲み直しをするとの事だった。
「今よ! 間違いないわ!」
「んぉ? いったいどうしたんだ? ロゼ」
「私の面白センサーがびんびんに働いた! 間違いなく」
「おお、成程、それを肴に楽しめそうだな? 相手はどーせアイツのだろ?」
「間違いないわ。ALICE様に誓って」
「なんでそんな事で女神なんかに誓うんだよ」
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