Another60 愚王
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デモンを拘束する。
ヴァンデモン[ぬう!!?]
拘束されたヴァンデモンは必死にそれを引きちぎろうとしたが、出来なかった。
ペガスモンとネフェルティモンの連携で繰り出されるサンクチュアリバインドは完全体すらしばらく拘束出来る程の威力がある。
太一はそれを好機と見て、全員に声をかけた。
太一「みんな、一斉攻撃だ!!」
メタルグレイモン[ギガデストロイヤー!!]
ワーガルルモン[カイザーネイル!!]
ガルダモン[シャドーウィング!!]
アトラーカブテリモン[ホーンバスター!!]
リリモン[フラウカノン!!]
ズドモン[ハンマースパーク!!]
完全体6体の必殺技がヴァンデモンに炸裂した。
ミミ「当たった…」
ヤマト「完全体6体の一斉攻撃をモロに喰らったんだ。いくらヴァンデモンでも…」
大輔「やるな太一さん達」
アインス「ああ、あの咄嗟の判断力は素晴らしい」
後は経験をかなり積めば相当な実力になるだろう。
ヴァンデモン[ふっふっふっ…]
大輔「あ?」
ヴァンデモンの笑い声に大輔は少しばかり驚いた。
いくらヴァンデモンでも、前世の時より腕を上げているメタルグレイモン達の必殺技を同時に喰らって生きていることに。
ヴァンデモンは凶悪な笑みを浮かべながら、もがれた腕を再生し、腹部に空いた風穴を埋めていく。
空「うっ…」
思わず空が口元を押さえる。
アインスも眉間に皺を寄せてヴァンデモンを睨む。
ヴァンデモンの再生能力。
確かヴァンデモンに再生能力など無かったはずだ。
なら、どうやって再生能力を手に入れた…?
大輔「っ!!暗黒の力…」
アインス「え?」
かつての最大の宿敵キメラモンカオスを思い出した。
高純度の暗黒の力を持って造り出された破壊神は、異常な再生能力を誇っていた。
大輔「暗黒の力で、再生能力を得たんだろヴァンデモン?俺達と戦いに備えて」
ヴァンデモン[そうだ。察しがいいではないか。私に屈辱を味合わせた貴様らを殺すためにな]
大輔「……仕方ないか」
暗黒の力で強化されてしまっては、今の太一達の手に負える相手ではない。
大輔はヴァンデモンの相手をするためにエクスブイモンを前に出したのであった。
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