妖精女王と水竜
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もかく、シリルはあんなの相手にできんのか?」
「いや・・・案外シリルが最後に決めちまうかもされないぜ」
Bチームの中でもジュビアさんがすごく心配してエルザさんとシリルを見ています。ガジルさんはエルザさんは大丈夫だと思っているみたいですけどシリルのことが不安要素みたい。
でもラクサスさんは2人の心配なんて全くすることなく魔水晶ビジョンを見物しています。果たして誰の予想が当たるのかな?
『換装!!』
『アームズ×バーニア、付加!!』
迫ってくるのモンスター、それに対しエルザさんは天輪の鎧に換装、シリルは付加魔法で自分とエルザさんの能力値を上げる。
換装したエルザさんは向かってきた黒いモンスターを早々に数体倒し、シリルは鉄拳で黒いモンスターたちを殴る。
エルザさんはモンスターを切り裂いた後に部屋の真ん中にある柱の上へと立つと・・・
『天輪・繚乱の剣!!』
エルザさんは自分の周りにたくさんの剣を展開しモンスターたちに向かってその剣を放ちます。
でもそれはシリルにも降りかかってしまうんじゃ・・・
『よっと!!』
私がシリルの心配をしているとシリルは剣を次々と交わし、その最中近くにいるモンスターたちに攻撃を加えていく。
『ああっと!!全方位から先制攻撃を仕掛けたエルザ!!さらにはシリルがその攻撃を全て見切りなおかつモンスターたちに攻撃を加える!!
Eクラスのモンスターが次々に倒されていきます!!』
シリルたちが映る魔水晶ビジョンの右下に現在の残っているモンスターの内訳が表示される。
開始された時は40体いたEクラスのモンスターたちはすでに16体にまで減っており、お客さんたちはみんな2人の攻撃とコンビネーションに歓声をあげています。
「なんでシリルはあんなに軽々と避けれたのかしら?」
「目だよ。あいつは天狼島での戦いで滅竜魔法の魔水晶を手に入れたからな、エルザの剣筋も見切るだけの力がついたんだよ」
ルーシィさんの疑問に答えるナツさん。その顔は本当にイキイキしていて、まるで自分が競技に参加しているみたいな顔をしている。
「一気に全滅させようとしたのか?」
「いいえ。全方位に攻撃することにより個体ごとの反応と能力、防御力を確認したのでしょう」
一方妖精の尻尾の応援席ではロメオくんの疑問に初代が答えていたりします。
「そして、どのモンスターにどの換装で挑むのかを瞬時に計算する。シリルはその鎧の選択を元に自分がやるべき魔法、さらにはエルザの動きに合わせた動きを判断する」
マスターがそう説明する最中、エルザさんは次の鎧へと換装する。
エルザさんが換装したのは
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