無印編
1章
第八話 町には危険がいっぱいなの?
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〜sid悟志〜
俺がジョーカーとしてなのはとユーノと一緒にジュエルシードを集める日々が続いて今日で一週間、その日の学校からの帰りアリサたちが話しかけてきた。
「ねえねえ悟志明日って時間空いてる?」
「明日って土曜だろ、急にどうしたんだよ?」
「それが、その日に私のお父さんが監督をしているサッカーチームの試合があって、アリサちゃんたちと試合の応援に行くことになったから悟志君もどうかなって」
「駄目かな?」
アリサたちはそう言ってダメ押しにすずかがお願いしてきたが、
「それってもしかして午前中か?」
「「「うん」」」
「あ〜ならたぶん無理だ。その日はバイトがあるからな午後からなら大丈夫かもしれないがな」
「そ〜なんだ、残念」
「悪いな、また今度誘ってくれ」
「うん、そうするね」
そうやって俺たちは帰路に立った。
そしてその日の夜とある場所で俺となのはとユーの、ついでにイグニと一緒に今日もジュエルシードの回収をしていた。
「束縛する中指の鎖!」
『JS捕縛完了しました。今です?』
「リリカルマジカル、ジュエルシードシリアル20 封印!!」
「Sealing」
そうしてジュエルシードはなのはに封印された。
「つ、疲れた………」
バタン!
「「なのは!」」
なのはがいきなり地面に倒れこんだ。どうやら今日までの疲れがたまって気絶したようだ。
俺はなのはを担いで飛ばずに歩いて高町家に向かった。
「う、う…ん…」
「あ、ジョーカーなのはが目を覚ましたよ」
「起きたかなのは?」
「ふえ?」
すると目を擦り意識が覚醒すると、いきなり背中の上で暴れだした。
「お、おい、どうした?」
「ご、ごめんなさい。いきなりおんぶされてたから驚いちゃって…あ、あの重くないですか?」
「別に重くないが」
「そ、そうですか…」
なのはがそう言うと蹲ってしまった。まあ疲れているんだろうから構わんが。
『は〜やっぱりそういうところはダメですね~』
「あ?何か言ったか?」
『いえ、べっつに〜』
俺は軽くため息をつくとしばらく無言で歩き続けた。そして数十分で高町家に着いた。
「それじゃあな、なのは」
「は、はい、今日はありがとうございました」
「別に礼には及ばん。それからもう少しで結界が解けるから気を付けておけよ」
「はい分かりました。お休みなさい」
「ああ」
そうして俺は家に帰った。
そして翌日俺はいつも通り月村邸で執事の仕事をしていた。
「それにしても良かったんですか?」
「何がだ」
俺が仕事をしていると、隣で仕事をしていたファリンが話しかけてきた。
「すずかちゃんたち
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