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鳴海消失願望
手当て
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「どうでも良い、そっちの方が俺には有利、それに行く行かないは俺の勝手、手当て有難う」

鳴海はお礼を言った。

大 「そうだな、お礼は良いんだよ、着替えは、保健室に行くしかないかな」

貴 「このままで良い」

鳴海は血の付着した靴下を脱いでポケットに入れた。

不 「流石にそのままは、僕の体操着で良かったら着る?」

貴 「((ムスッ・・・着る」

鳴海はまだ少し怒っている様だった。

不 「うん(やっぱりまだ怒ってるのかな)」

貴 「有難う」

鳴海は不二からティッシュと体操着を受け取った。

大 「じゃあ鳴海ちゃん、俺達は出てるから、着替え終わったら呼んでね」

貴 「((コクッ」

鳴海は頷き不二と大石は部室から出て行った。

貴 「不二なんて、大っ嫌い…」

鳴海は涙を流した。



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