暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ソードアート・オンライン】編
098 主に転生者達の事情
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グがてらの虐殺だった。

……その後、紆余曲折──コペルとかいうプレイヤーにこのクエストの納品アイテムを5000コルという割安(?)で売ったりして、リーファのレベルが4に上がったところで、その日は打ち止めとなった。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

当初予定していた3本──ではなく、当初の予定の倍数である6本の《アニール・ブレード》が手に入り、ほくほく顔≠フ俺達は宿を取っていた。

「……どうしたんだ、ティーチ。……誰かからメッセージか?」

「ああ。……まぁな…」

ウィンドウとにらめっこしている俺をキリトが胡乱気(うろんげ)な目で見てくる。……茅場さんからのデスゲーム宣言の後、俺に届いたメッセージを忙しくて今まで放置していたのが、漸く確認出来る時間が出来たのだ。

……送信主は[Unknown]──正体不明≠ニあった。放置しておくのも気を揉むし、いざ開いてみれば…

――――――――――――――

升田 真人改めず、升田 真人へ

このメッセージが届いているという事は無事(?)にデスゲームへ参加している事じゃろう。……言いたい事は判る。……しかし、主人公≠デスゲームに入れるのはこうするしか無かったのじゃ。お主なら判ってくれると思う。

もう判っているかもしれないが、その世界≠ヘ【ソードアート・オンライン】と云う世界。……お主はその世界に主人公の兄≠ニなって転生している。

(わらわ)からお主頼みたいのは他でも無い。手段は問わん、お主の手ずからじゃなくても構わぬ──そのゲーム≠終わらせる事じゃ。……頼んだぞ。


ミネルヴァより

PS.このメッセージはお主がこのメッセージを開いてから10分後には消滅するので悪しからず。

――――――――――――――

メッセージが消えたのを確認して、取り敢えず頭を抱えたくなった俺は、俺は悪くない=c…とりあえず、そう自己弁護しておいた。

SIDE END
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