【ソードアート・オンライン】編
098 主に転生者達の事情
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グがてらの虐殺だった。
……その後、紆余曲折──コペルとかいうプレイヤーにこのクエストの納品アイテムを5000コルという割安(?)で売ったりして、リーファのレベルが4に上がったところで、その日は打ち止めとなった。
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当初予定していた3本──ではなく、当初の予定の倍数である6本の《アニール・ブレード》が手に入り、ほくほく顔≠フ俺達は宿を取っていた。
「……どうしたんだ、ティーチ。……誰かからメッセージか?」
「ああ。……まぁな…」
ウィンドウとにらめっこしている俺をキリトが胡乱気な目で見てくる。……茅場さんからのデスゲーム宣言の後、俺に届いたメッセージを忙しくて今まで放置していたのが、漸く確認出来る時間が出来たのだ。
……送信主は[Unknown]──正体不明≠ニあった。放置しておくのも気を揉むし、いざ開いてみれば…
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升田 真人改めず、升田 真人へ
このメッセージが届いているという事は無事(?)にデスゲームへ参加している事じゃろう。……言いたい事は判る。……しかし、主人公≠デスゲームに入れるのはこうするしか無かったのじゃ。お主なら判ってくれると思う。
もう判っているかもしれないが、その世界≠ヘ【ソードアート・オンライン】と云う世界。……お主はその世界に主人公の兄≠ニなって転生している。
妾からお主頼みたいのは他でも無い。手段は問わん、お主の手ずからじゃなくても構わぬ──そのゲーム≠終わらせる事じゃ。……頼んだぞ。
ミネルヴァより
PS.このメッセージはお主がこのメッセージを開いてから10分後には消滅するので悪しからず。
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メッセージが消えたのを確認して、取り敢えず頭を抱えたくなった俺は、俺は悪くない=c…とりあえず、そう自己弁護しておいた。
SIDE END
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