第2章 反逆の少女たち
第29話 戦いの終焉と指輪の解放
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ますから」
「……判った。でも、私の姿でアイツを、ランスを様付けして呼ぶの止めて。……ユーリは兎も角」
「ふふ、それはご勘弁して下さい。こう言う仕様ですので」
「全くもう……」
志津香はそう言うと自分自身の魔力を離した。
「同じ顔が並んでいるとやっぱり違和感があるな? 双子を見るとこんな感じかかな」
「って、見てるんじゃないわよ!!」
志津香の渾身の蹴りが、ユーリに直撃。
「いっ……たーーっっ!!」
正確に同じ位置に喰らった蹴り。ユーリは思わず悶絶して、脚を掴みながら、ぴょんぴょんと跳ねていた。
「ふふふ、マスターと彼、これからどうなるのかしらね。何だか、楽しみです。ずっと見ていたい……」
志津香の魔力はただ、2人を見ながら微笑んでいた。こうして、ラギシスを討ち倒し、指輪の魔力の解放も出来た。
――……カスタムの事件の全てが終わった瞬間だったのである。
「こらーーーーーー!!!! 終わらすな!! まずはこれを解かんか!! 折角のハーレムがお預けでは無いか!!! あの時は多少とは言え、外すのに苦労したんだぞ!!!」
最後の最後で、ランスの叫びが事件の幕を引いていたのだった。
「だから、終わるなーーーーっっ!!!これを解けーーーっっ!!」
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