第二百五十七話
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第二百五十七話 戦いの後で
戦いは終わった、それで先生達もにこやかに屋敷に帰った。先生達は今日子先生の屋敷である古城に入ってだった。
そこで二人で作った料理にだった。
ワインを楽しんだ、そこで使い魔達は先生達に言った。
「いや、今回は」
「凄かったですね」
「まさにお茶だけで、ですね」
「ことを済ませましたね」
「それだけで」
こう先生達に言うのだった。
「魔法使われるかと思いましたけれど」
「天使にも悪魔にもお茶を勧めて」
「それで戦いを終わらせるなんて」
「凄いですね」
「それはね」
今田先生が自分達の使い魔達に述べた。
「お二人共確かに力は強いけれど」
「そrでもなんですか」
「収められる」
「そうした状況だったんですか」
「お二人共争っていてもね」
教会を巡ってだ。
「お互いだけのことで。上級天使や魔神が関わっていないことはわかったから」
「まあそんな高位の存在が関わってたら」
「天使も悪魔も自分達で言いますしね」
「自分は誰それの命令で来たって」
「絶対に」
「そうなっていたら大変だったけれど」
それでもというのだ。
「お互いの。些細な争いだったから」
「土地争いをしていても」
「只の喧嘩程度だったから」
「それで、ですか」
「お茶でだったの」
それとお菓子だ。
「お話を収めようと思ったの」
「そのレベルのお話だったんですか」
「お茶とお菓子が美味しければ」
「それで収まった」
「美味しいものが代わりにあれば、ですか」
「そう、お腹が空いてるから怒るし」
満足していないからだ。
「あれで充分だったのよ」
「ううん、そこまで見られてるとは」
「流石ご主人達です」
「感服しました」
使い魔達も納得して言う、そして。
それぞれの主にだ、あらためてこう言った。
「ではお料理のお皿等はです」
「私達で収めさせえもらいます」
後片付けはするというのだ、実際に後片付けは使い魔達がしてだった。先生達はその時はゆっくりと休んだのだった。
第二百五十七話 完
2015・7・29
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