2部分:第二章
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「そうだよな。亀さんの勝ちだよ」
「そうそう」
走るのなら確かに兎の勝ちです。けれど泳ぐことなら。誰も亀には勝てません。おまけに兎は泳ぐことがとても下手なのでした。
「これはもう決まってるね」
「さっきと逆でね」
皆はそのまま逆のことを話すのでした。そうしてそのままお池に向かってそのうえで。泳ぎはじめるのでした。
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