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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二十五章
最後の大戦(3)
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月も気張らないと一真や私達から置いてっちゃうからね〜」

「なるほど・・・・確かにこれからは三若もそうだが、私らも気張らないといけないのか。特に一真様には一度も勝った事は無いが故に、身体の中にどのような力があるのかが楽しみであるな」

「そう言う事ですよ壬月様。黒母衣、赤母衣は完全退避完了致しました」

「うむ。二条館の門ごと鬼共を叩き潰した後に、戦艦からの爆撃後をお願いしますぞ雪蓮様」

「任せてー・・・・まだまだ私達の力は五分も出してないんだからね」

「では行く。影でこそこそ悪事を働き、この日の本の民達を、よくもこれ程虐め抜いてくれた。織田家が筆頭家老、柴田権六壬月勝家。十倍にして返礼してやろう・・・・この神州の土に帰す事を、誇りに思って死ぬが良いわっ!柴田家お家流!五臓六腑をぶちまけろぉぉーーー!」

壬月のお家流が発動後、地面が揺れた事で一真隊がいる場所まで響かせたのだった。そして壬月を回収した明命により、トレミーによるミサイル攻撃を開始させた。二条館の門や壁を破壊してまで鬼を葬る所を見ただけで、お家流と爆撃による二重コンボにて発動させた。

「何事です!?」

轟音と爆音と共に、揺れ始めた地面に地震が来たのかと思った朱里達奥方衆蜀と黒神眷属だった。

「ほお・・・・懐かしい地響きとあれが戦艦からの爆撃のようだな」

「懐かしい?と言う事はこれは地震ではないのですか?あとトレミーによる爆撃において、二条館にいる鬼と城門ごと爆撃した様子でしゅ!」

「これは柴田家お家流。・・・・壬月が二条館の城門を力尽くで突破したのだろう」

「なるほど。ですが我ら主と対決してきた時は、両方とも手加減だった。とも言えますね」

壬月らが居るであろう二条館と一真隊がいる場所とはかなりの距離がある。距離があるのに、これ程の地響きをさせるぐらいの威力とはな。まるで地の精霊王から託された力を奮っていると思うが、その時は拳を大きくさせていたな。マトモに受けたら五臓六腑をぶちまける所か、骨すらも残さない程の吹っ飛びさ。

「そういえば壬月のお家流の名前は何でしょうか?」

「正式名称は忘れた。ただあのお家流を使われて、五臓六腑をぶちまけて死ぬ様から、その様の通りに五臓六腑と呼ばれていたはずだ」

「恐らく今回はいつもよりも本気だったのでしょうが、私らの拠点に行かれた時には二度と使わぬお家流かと思われます」

城門破壊後、大量のミサイルが飛んでくる所を見た壬月や五臓六腑を見た後の雛は、二条館の城門と堀と門が吹っ飛んだと言うがそれよりも爆撃の方がもっと凄かったと言っていた。

「これが一真様の言う爆撃か、火災が起きているがすぐに消火作業もするとは見事としか思わぬ」

「ま、我らの武器についてはまだまだですよ
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