8話
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だよねぇ―――。
沈んだ声のエイリィは明らかに落胆の色が見られた。
項垂れるエイリィに同情の念を抱いたのは一瞬。そういえば自分の問題でもあるのか、と思ったプルートは、今一度《キュベレイ》を見上げた。
「ねぇ、プルート。今日の夜ひま?」
振り返る。
鬱屈したエイリィの顔―――頭を掻き毟った。
「あたしは別にいいんだけどさぁ、男の人が居るところでそういう話をするのはどうなの?」
くいと顎をしゃくる。あ? と間抜けな顔をしてプルートの指す方を見やる―――隣にいた整備兵がそそくさと《キュベレイ》の元へ飛び上がっていったところだった。
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