二十五章
最後の大戦(2)
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て変化は無いそうだが、油断は禁物な。例えば空から降ってくる事もあり得る事だし、俺だったらそうする」
「どうやら鬼はどこから出現するか分からない代物のようね。ま、指揮系統がしっかりしているんだし大丈夫でしょ」
ジャンヌの言う通りだが、小波のお家流と我らの通信による事で鍵を握っている事だから警戒が厳重にと伝えた。レオナルドにはアンチ鬼モンスターというのは、いないが聖なる力を出すモンスターを創造可能との事。
ジャンヌは聖剣創造があるけど、聖剣エクスカリバーとの二刀流で何とかなるしヘラクレスの拳は爆破付きというオマケ付きだ。ヴァーリや曹操らは力を温存する為に、奥方衆蜀と共に参るとしようか。
「・・・・では主様よ。余らもそろそろ動こうぞ」
「俺はあくまで黒神眷属と各奥方衆の指示を出すから、一真隊の指揮は任したぞ。一葉」
「任されよう。・・・・そして余はそれを幽に任せる!」
「結局、こちらに来るのですか。・・・・ならばそれがしは、指揮権を蒲生梅殿に移譲!」
「どうしてそんなにグルグルと指揮権を回しまくるんですのっ!?」
「いやぁ、それがしどうも指揮というモノが苦手でして。その点、梅殿ならば近江が生んだ麒麟児として、そつなく完璧に熟せるかなぁと」
「ま、まぁそこまで言われるなら、指揮を取る事も吝かではありませんけれど」
「ならば問題ありませんな。では梅殿に一真隊の指揮を取る権利を上げましょう!」
お礼を言う梅だったが、雫の言う通りであり戦の真っ最中なのだから真面目にしてくれよ。幽にとっては、真面目にやっているつもりだと言うがあとでハリセン千叩きだなと思った俺とそれを知ったヴァーリ達は察知したので笑みを送った。
「普段からの行いの所為でしょうね」
「何とっ!?『パシイィィィィィィィィイン!』いたたたっ、これは失敬しました一真様」
「二人共茶番が過ぎるぞ。たく、本来ならば梅と雫にもするはずだったが今回は幽のみとなった。有難く思え、さっさと指揮を取れ梅!」
「では気を取り直して。一真隊、出発しますわよ!」
「・・・・・」
「おーっ!」
一真隊は出発をしたので、黒鮫隊及び黒神眷属も一緒に出発をしたのだった。今の所、鬼が土中にいるのはないがドウターゲートだけが不安の要素となっている。長尾衆と奥方衆魏は、物見の報告を聞いていたのだった。
「華琳!戦艦からの報告は!」
「さっき聞いた話だと、禁裏を包囲している鬼の数はたった千にも満たないそうよ」
「何それ少なっ!それは本当の事なのそれっ!?」
「トレミーからだから、そうなのだろう。それよりもここは静か過ぎるが、嫌な予感がしてならない」
「姉者の言う通りであり、トレミーからの報告だと禁裏
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