二十五章
最後の大戦(1)
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「行くぜ黒母衣衆!奥方衆呉には負けるかもしれないが、赤母衣野郎には負けんなよー!」
「それはこっちの台詞だわん!黒いの何か負けるな赤母衣ー!」
「ほいじゃ、行ってきまーす」
雪蓮に蓮華達前線向きは、三若衆と共に行ったが軍師である冥琳は壬月と麦穂と話していた。壬月も三若に合せて動くそうだが、単騎駆けをするそうだが何やら久しぶりに血が騒ぐそうだ。それを聞いた冥琳は、雪蓮と壬月のどちらかが多くの鬼を倒しまくると思ったのだった。後ろは本陣であるけど、軍師組に一部の黒鮫隊と医療班がいるので後ろを任された冥琳。
「後ろは麦穂と一緒に任されましたが、一つ注意があります。雪蓮・・・・孫策と同じ匂いがする壬月とは、良い友になるかと存じ上げます」
「私は孫策様と一緒なのか・・・・まあいいとしてその注意を頭に入れとく」
注意を言ってから、冥琳達軍師組は本陣まで下がったのだった。
「申し上げます!奥方衆魏と長尾衆、本陣先手の森一家が五条大橋を制圧!続いて奥方衆呉と母衣衆に滝川衆によって、鳥丸通りまで制圧完了致しました!」←使番
「苦労」
「はっ!」←使番
「やはり奥方衆の力は見事のようですね」
「順調に見えますが、鬼とはこの程度のモノなのでしょうか・・・・?」
「鬼には知能を持つ輩もおりますれば、油断大敵ですよ雫さん」
「戦が水物なのは、金ヶ崎でも経験しております。今は良くでも、この先どうなるか分かりませんわ。ですが流石はハニーの奥方衆のようですわね、無傷で次々と鬼を倒していますし足軽達も鬼でやられたかと思いきや、死なずに前に進んでおりますわ!」
あれが夜叉化した足軽達だからか、流石の梅でも驚きっぱなしの様子だった。戦果を広げるが、今はまだ俺達の出番は無さそうだな。すると久遠は詩乃に本陣を任すと言って、存分に腕を奮ってもいいらしいが冥琳達もいるからな。即答しないで、詩乃は俺や冥琳達の視線を投げて確認をしてきた。詩乃は元々織田に仕えるのではなく、俺に仕えると言ったからだ。
「軍師代表である冥琳も頷いているから、頼むぞ詩乃」
「御意!」
弾むように頷いた詩乃だったが、顔を上げて兵達=夜叉達に指示を出していた。
「我らはこのまま前進し、烏丸通りで先手組と合流!その後、戦線を一気に北上させます。また足利衆、浅井衆を含む一真隊は、本陣の前備を務めて頂きます。それと奥方衆蜀と黒神眷属の皆様方も、一真隊と共に前備をお願いします」
「御意!我らご主人様の懐刀として、戦の見本とやらを見せてやるぞ!」
「俺達も一真と共に行く・・・・それぞれの武器を取り出して、鬼をブッ倒すぞ!」
「では動きます。・・・・前へ!」
そして動き始めたであろう連合は、五条大橋を制圧後に戦の見本
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