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ドウテイ
童卒
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俺が全然しゃべんなかったとか、
○○ちゃんのことはいいの?とか
共通の男友達が、俺のことを結構いいヤツとか言ってくれてたとか。

俺はマジで付き合って欲しいといったが、
彼女は元彼の事とか、あなたのことまだ良く分からないとか、
しばらくは傷つきたくないとかそんなことを言った。

泊って行けばと言ったが彼女は帰ると言った。
脱いだPはぐっしょりと湿っていた。
俺は速攻着替えてコンビニに行った。
女の店員で気が引けたが女物の下着を買った。

彼女はベッドに横になったまま映画の続きを見ていた。
彼女に下着を渡すと俺のほっぺたにキスをしてくれた。

やさしいのね。

電車で彼女を送った。
俺たちは殆ど会話をしなかった。
彼女は疲れたのか俺の肩にもたれかかり、眼を閉じていた。
向かい側に座った男が彼女の脚をじろじろ見た。

今日は許す。


その後は本当に大変だった。
女と付き合うということはこんなに消耗するのかとつくづく思った。
俺は何度もメールをし、学校で彼女と話すタイミングを探したし。
一生分くらい努力した。
しかし、彼女は避けるでもなく近づけるでもない微妙な距離感で接した。
でも共通の友達、恭二にはあのことは言わないでと口止めされた。
俺は誰にも言ってないし、誰にも言うつもりもないとはっきりと言った。

しかし恭二とはその後何度も飯も食ったし、
マキがさぁとか話が出るたびに冷や冷やした。
黙っていることがものすごい罪悪感に感じた。
俺はマキちゃんに長いメールを送った。

元彼の事とか、
もし今、他に好きなヤツがいるとかそんなことは俺はなんとも思わない。
俺が君に言ったことは嘘じゃないし、今は他の女には興味はない。
前みたいに普通に話がしたい。
恭二が何かと心配してくれる。
あいつには嘘言いたくないんで、この前のことは言わないけど、
俺が一方的にマキちゃんの事好きだって感じで話していいかな?

そんな感じで送った。
俺は服を着たまま電気もつけて眠ってしまった。

返事はこなかった。





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